昨日は春分の日でした。早咲きの桜が開花して春らしくなってまいりました。ソメイヨシノもそろそろ咲き始めそうです。
美術ツアー3日目です。日程的には少し余裕を持っているので、中国に行っていた時の様にホテルを六時発ですよ〜!という事もなく、毎日九時発なので気持ちに余裕がありますね。
昨日と同じように漢江を横に見ながら京畿陶磁博物館へ。
此処には広州の官窯だけではなく京畿道にある初期青磁や白磁、近現代の陶磁が展示してあります。
トイレに入ると、とても綺麗で勿論中は最新ですが、戸など韓国風の趣きがあって、思わず写真を撮ってしまいました。
韓国語ですが学芸員が説明をしてくれました、朴さんが通訳をしてくれましたが、専門的な用語が多くて大変だったと思います。こういう事は日本語でなんと言いますか?と質問されながら私も頭をフル回転しながら、多分こういう事だと思うけど。。。。。良い頭の体操でした(笑)
高麗青磁の初期から時代を追って、高麗時代は仏教の時代なので蓮の紋様が多く、そのうち象嵌青磁ができ始め、雲と鶴がセットで、鶴は上に上がっている鶴と、下を向いている鶴が一般的ですよ、高麗後期から朝鮮時代に移る時にはあまり人気が無くなって段々色が悪くなり、白い粉を化粧するようになり粉青沙器(粉青沙器と言う言葉は現代につけられ、ただ粉青と呼ばれていたと。。日本では三島、粉引、刷毛目とか呼ばれるようです)が出てくる、粉引は韓国では「トンボン」、釉薬にドボンと浸けるからの名称とか。。。面白い(笑)それから白磁、染付、鳳凰の雄雌、龍の爪の話も。
白磁の四耳壺(しじこ)は何を入れましたか?の質問に「本来蓋が付いていて中には子孫繁栄の意味で男子の臍の緒、胎盤を綺麗に洗い紙に包んで入れて蓋をして紐を掛け、もっと大きな壺に入れ地中に埋め、この男子が大きくなって王になるとその上に宮殿を建てるんです」との解説で、ヘ〜〜!でした。男子だけですって!女子の皆様からやっぱりねぇ〜!の反応、女子だって女王になるかもしれないのに!と思う現代人の私(笑)
戦争によるコバルトの入手困難、李参平、韓国の十種の紋様(十長生、鶴、亀、太陽、雲、石、水、松、竹、霊芝、月、鹿、のいずれか?)その他の文様柘榴や桃、梅、仏手柑、寿の字、鯉、カエル、蝶、等、器に魚の紋様があれば王様が手を洗う器だった、広州には白磁を作った窯が308も有った、等々、ためになるお話を沢山して頂きました。
お昼ご飯は「クッパ」スープの美味しかったこと!スープは優しい味でしたよ。付け合わせみたいな青唐辛子?が出てきてお味噌をつけて食べるのですが、それは辛かった!口の中がヒリヒリしました。
驪州(よじゅ)ドジャセンにてお買い物、お稽古で薄器に使えそうな象嵌青磁を1つゲットしてきました。
2日目に伺った広州窯のお庭を借りて、私がクリームソーダを頂いたカフェの美味しい大きなケーキと日本から持って行った小鳩豆楽でお茶を一服皆様に召し上がって頂きました。広州窯の社長さんもわざわざ漢南からお見えになって迎えてくださって(若いカッコイイ社長さん、よく韓国ドラマで見る右手を胸に当てるお辞儀をしてくださいました。初めて手を胸に当てる生お辞儀を見た!と私だけが興奮しておりました(笑))社長さんも従業員の方もお茶を召し上がってくださいました。美味しい!と仰っていましたが、本当のところはどうだったのでしょう?私達はホッとしたお茶の時間でした。
ソウルに戻って「ヒジュクヒジュク」で「カンジャンケジャン(生の蟹の醤油漬け)」と「鮑粥」の夕食でした。最初はご飯泥棒と呼ばれる「カンジャンケジャン」だけだったのですが、そのお店は「鮑粥」も名物!と聞いて追加してもらいました。お店の方が器用に甲羅のお味噌をご飯に乗っけてくださって、本当にご飯泥棒だ!と納得でした。どちらも美味しかった!
夕食の後は恒例の明洞でお買い物。
今日も楽しい1日だった!と満足してホテルに帰って来ました。
宗香