本日は旧暦の10月6日、新暦で達磨忌をする事が多いですが、旧暦で達磨忌をなさるお寺もあるようです。
先日、隻履達磨(せきりだるま)の軸を掛けていました。
達磨大師が亡くなって三年後、中国北魏の官人宋雲(そううん)が西域からの帰り道に片方だけの履き物を手に持った達磨大師に会います、「どこに行かれるのですか?」「インドに帰っています(碧眼の胡僧(青い目の異国の僧)ともいわれています。インドの方って青い瞳や黒い瞳の方がいらっしゃいますよね。)あなたの主君はもう亡くなっていますよ。」と答えられたので、宋雲は帰国してその話をしたのですが、もう達磨大師は亡くなっている!というのでお墓を開けてみると、片方の履き物だけが残っていた!というお話が、隻履達磨のお話です。
インドから中国に渡られた時には、芦の葉に乗られて海を渡られたというので、芦葉達磨図(ろようだるまず)も有りますね。
武帝と達磨大師の問答では、「無功徳(むくどく)」「廓然無聖(かくねんむしょう)」「不識(ふしき)」等、茶道でもお馴染みの言葉が出てきます。
嵩山少林寺に於いて面壁九年(壁に面して九年の坐禅)をなさいました。
つい最近、達磨大師の最後は、毒殺だった!と聞いて、え〜〜!と驚いて、主人に「ねぇねぇ、達磨大師って毒殺されたの?」と聞くと「そういう説もあるらしいよ、弟子に毒殺されたけど、達磨大師は毒を盛ってると知りながら、飲んだって話もあるよ」と‥‥そうなんだ💦諸説有るのでしょうが、そんな話今まで知らなかったなぁ!ビックリ!
イエス様もユダの裏切りをご存知だったと‥‥
その事によって、何か知らしめる教えがあったのでしょうか?
茶道をやっていると、いろんな事を知る事ができたり、考えさせられたり、経験できたり、勿論沢山の勉強もできたり、人生頑張ろう!と思わせてもらえて苦しいけれど幸せです。