お知らせ・コラム

茶箱

珍しく東から台風が日本列島を横断しましたが、被害等ございませんでしたでしょうか?

平塚は被害が出るほどでもなく過ぎていきましたが、またおかしな動きをしている台風の赤ちゃんが発生しているようでちょっと心配です。

茶箱月間に入っています。

一年振りで始まる前は大丈夫かな?ちゃんと全部教えられるかな?と不安になりますが、予習をしよう!と思っても途中でこれを全部追っていくのは無理がある!と悟ります(笑)

去年の8/11のコラムに書いたように、茶箱のお約束を思い出し、展開図、其々の特徴を確認して終わってしまいます。その日に何の点前が当たるか来てみなければ分からない社中も大変です、卯の花、雪、月、花、和敬点、色紙点、もランダムで当たっていき、拝見有、無し、もその場で決まります。

水屋での準備もオロオロなさっている様子が伺えます、「点前の道具を出す順番を思い出してその反対に入れていけば良いのよ」と言いますがもう水屋での準備の時点で少々パニック気味です(笑)水屋には娘達や古くからの弟子で誠之庵のスタッフとして来てくれている社中が居てくれますが、私達に挨拶をして出てくるまで不安のようで、出てきたら出てきたで、もうちょっとパニック(笑)パニックに陥っていても表向きは平然と(私が装えているかは疑問ですが、そうあろうと努力はしているつもりなのですが(泣))!平然を装えるようにすることも茶道の修行ですよ!と言っていますが、自分にも言い聞かせています。キャーとかワーとか言ってはお客様を不安にしてしまいます。

上の娘が高校生でしたでしょうか?大学生でしたでしょうか?あるほぼ初めてお目にかかる方ばかりの茶会で、釜の蓋を風炉の灰形の中にスルッと落としてしまいました、ちょうど落ちた時に後見に出た私は「あら〜」と思いましたが何も声を掛けずにどうするか見ておりましたら、灰形の正面真ん中に突き刺さった(見事に真っ直ぐに(笑))釜の蓋を帛紗でサッと抜いて蓋置の上に!一度も私の方を見ませんでした。それを確認して「あらら!申し訳ありません、ちょっと持ち難いつまみだったものでしたから、失礼いたしました」とお客様に謝罪いたしました。点前が終わり水屋に帰ってきた娘は「すみませんでした」と私に頭を下げましたが「あの状況でちょっとでも私の方を向いて助けを求めていたら一言!と思ったけれどそのまま何事もなかったように点前を続けたからそれは褒められる事だと思うけれど、気をつけるように!」と話しました。

何に関しても何が起こるかわかりません、その時に自分がどうすれば良いのか咄嗟に考えるという修行には茶道は本当に適しています、死ぬまで修行ですけれど・・・・・修行は苦しいですね。

楽しい癒しも必要です、今日は主人が出稽古で居ないので(ワーイ)今子供の頃から大好きな「ダークダックス」の歌を聞きながらコラムを書いています。特にゾウさんの声が大好きでした、高校生だったか、二、三十人ほどしかいない室内コンサートに母と行きました。コンサートが終わってお話をすることができてあまりに感激して涙が出てきました、その時にメンバーの方全員から抱きしめてもらい「泣いちゃうほど感激してくれて嬉しいよ」と声を掛けていただいたことは忘れられない想い出です。嬉しかったなぁ!

嬉しいこと、楽しいこと、それよりももっといっぱいの苦しいこと、人生これからも楽しみましょう!

宗香

 

 

 

 

 

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