近頃は七夕用語、梶の葉と王朝文学の論文を読んで面白くなり、その論文を書かれた先生の七夕の本を買って読んでいます。読んでいると沢山の事が腑に落ちて来て楽しんでいます。ですがとても難しいので読み込まないといけなくて、こんな事らしいよ!と言えるのは来年の七夕になってしまいそうです。
先日亡くなったノーベル生理学・医学賞を受賞された利根川進先生が学生を前に「ワクワク楽しく過ごしたいでしょ」と仰っていて、好奇心は大事なんだなぁ!と感じたことがあります、好奇心と言ってもああいう方はその好奇心を人類に有益な研究という形で貢献なさいますが、私のような凡人はただただ自分がワクワクして過ごしたい!と七夕の本を読みながら思っています。
祇園祭も前祭(さきまつり)の山鉾巡業が終わり、鉾町に帰着するとそれと同時に解体するそうで、それは神座に集めた疾神を四散させない為なのでだそうです。ちゃんと意味があるのですね。
17日に前祭の巡行が終わるといよいよ本番、神幸祭が始まります、皇族や長刀鉾のお稚児さんでも八坂神社の境内は乗り物から降りなければなりませんが、馬で境内に乗り入れることが出来る神の使い「久世駒形稚児」さんが、素戔嗚尊(スサノヲノミコト)の荒御魂(あらみたま)の御神体を模した「駒形」を胸にかけ馬に乗り直接本殿に乗り付け、八坂神社の素戔嗚尊の和御魂(にぎみたま)とご一緒になり、素戔嗚尊を奉祀している「中御座神輿」、素戔嗚尊の奥様、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を奉祀している「東御座神輿」、素戔嗚尊のお子神、八柱御子神(やはしらのみこがみ)を奉祀している「西御座神輿」を伴って神幸祭が催され、それぞれの神輿が御旅所に集まります、いよいよ災厄を鎮めた神様が京都の街にお出ましになり、また24日に「久世駒形稚児」に伴われ御神霊を本社に還幸される24日の後祭(あとまつり)まで神聖な気を分かちてくださり、31日の疫神社夏越祭で茅の輪をくぐり、蘇民将来の護符を授かって1ヶ月の祇園祭が終わるのだそうです。長いですねぇ!
後祭は11基の山鉾が巡行し、後祭の最後には戦に勝って凱旋する船を表した「大船鉾」が巡行します。大船鉾は、神功皇后が戦の行方を占う「占出山」(前祭に巡行)、戦に出陣する「船鉾」(前祭に巡行)と三つの山鉾で神功皇后の戦を表していて知っていると見ていて楽しいです。神功皇后の戦についてはコラムにも載せています、「神功皇后」と検索していただくと見られます。
茶道と関係があるの?とお思いでしょうが、知っていると趣向にも使えるし楽しめますよ。
みんなでワクワクしましょう!
宗香