主人(このコラムを書いているのが誰だか分からない方がいらっしゃるよね!とスタッフが言うので、主人が!とか書くから分かるんじゃない?その主人が誰だか分からない方がいらっしゃる!えっ!主人は小澤宗誠でしょう!他に主人いないし(笑)というスタッフとの会話で、そうなのかな?と思ったのです。書いているのは小澤宗香、小澤宗香の主人は小澤宗誠です、どうぞお見知りおきを(笑)なので、スタッフ曰く、コラムを書いたら最後に署名をしなさい!と‥‥どんなもんですかねぇ?)は朝早くから又何処かに棚を吊っているらしく、トントン、ガタガタ、ブーンと音がします。もう隙間は無いはずなのに何処に作ってるの?
冬から春に季節が変わる節分(節分は年に4回、冬〜春、立春の前日、春〜夏、立夏の前日、夏〜秋、立秋の前日、秋〜冬、立冬の前日、季節の変わり目です)も、立春も、10日には旧暦の1月1日お正月も過ぎて春です。
節分の豆蒔きは、室町時代の御伽草子「貴船の物語」の中に貴船神社が発祥だと書かれているそうで、貴船神社では鳴弦神事(めいげんしんじ、弓の弦を弾いて音を出し邪気を祓う)豆蒔きの儀を行われたそうです。
御伽草子「貴船の本地」では、扇絵に描かれた女房に恋をした中将が女房を探すと、鬼国の大王の娘乙姫だと分かり、鬼国へと向かい乙姫と契るが乙姫は大王の餌食になり、帯を形見に残して亡くなってしまう。その後中将は叔母の子を拾い育てるが、その子が形見の帯の切れ端を握り締めていた事で乙姫の生まれ変わりだと分かり今生の契りを結ぶが、これを知った大王は節分の夜に2人を襲おうとする、けれども宮中で追儺(ついな)の儀式をして大王を退ける。その後姫は貴船大明神として顕現(けんげん)し、中将も客人神(まろうどがみ)となって顕れ(あらわれ)恋の守護神になられたそうです。
このお話しから、節分の追儺の儀式や豆蒔きが広まったと説明されています。
このお話しを読んでいて、ギリシャ神話の、亡くなった妻エウリュディケーを取り戻すために冥府(めいふ)に入った竪琴の名手オルフェウスを思い出しました。
最愛の人を見つける為には鬼国や冥府に行ってしまう恋の力は素晴らしい!若いとは羨ましい!歳をとると利害も考えるし、世間体も考えるし、突き進む気力も無くなりますねぇ。恋には突き進めなくても他の事には突き進む力を温存したいです。これからも人生を突き進んでいかなくちゃ! 宗香(一応署名してみました(笑))