お知らせ・コラム

新刊が出ます

酷い状況になっていますが皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか?感染者数が日毎に多くなっていて心配です。皆様気を付けて生活いたしましょう。

四月に淡交社から「もしも茶会の正客に招かれたら。」「もしも茶会のお詰をつとめることになったら。」2巻が出ます。イラストが多くてパラパラと見やすい本です。

お正客もお詰も決まった文言など無く、ご自分の言葉でご自分の感覚でお客様をつとめれば充分なのですから、本に書く言葉を考える事はおこがましいというか、難しいというか、きっと主人には気の重い作業だったのではないか?と思いますが、編集者の方に上手にまとめて頂いて感謝でした。イラストも主人のもう少し亭主の姿勢がシャキッとできませんか?とかこの道具の置き方を直せませんか?とか細かい要求を快く通してくだっさったイラストレーターの方にも感謝申し上げます。

お茶事の講座でもお客様にもご亭主にも、ここで伝えなければいけない事はこれとこれ!それをご自分の言葉で仰ってくださいね!と言っています。例えば、待合では汲み出しを召し上がったら腰掛に移動してください!とか最低限伝えなければいけない事を覚えてそれを自分の言葉で言えば良いのではないか!と思っています。

社中で私にはとてもすらっと口から出てこない良き時代の素敵な言葉でお話ししてくださる方がいらっしゃいます。あんな言葉が普通にすらっと口から出てくれば素敵で良いなぁ!と憧れますが、私には到底‥‥なので私は私の言葉で伝えるしかすべがありません。なので皆様にもどうぞご自分の言葉で!とお伝えします。

ですが、あれっ!こういう時にはどうすんだっけ?とパラパラと確認出来る本は便利かな!とも思います。至らない点もあるとは思いますが、どうぞお手に取ってみてくださいませ。

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