どこかの局の気象予報士さんが、明日は雨ですが、災害級の雨は降らないと思います!と仰っていましたが、そんな事を言わなければならなくなっているって事で、少しショックでした。
鶯が鳴いて紫陽花が咲いている中、娘が仕事の為行けないので、代わりに孫の授業参観に行ってきました。1号は家でのキャラと違って真面目に、3号は家でのキャラとそう変わらなくて、楽しく参観してきました。
昇降口の黒板に
テサロニケ5章
いつも喜んでいなさい
絶えず祈りなさい
どんな事にも感謝しなさい
と書かれていました。難しいことですね。
仏教でも
知恩、いろんな人や物から恩を受けて支えられていると気がつく事
感恩、気が付くと感謝できるようになる事
報恩、自分を支えてくれた人や物の為に頑張ろう!
との教えが有るそうです。
私の母校にも各教室に「感恩、奉仕」と書かれた額がかかっていました。感謝の気持ちを常に持ち、互いに愛し合い、支え合って、他者に奉仕する事により、与えられた自己の使命を自覚しなさい!他者への思いやりの心です!と学校で教えられて育ちましたが、その頃はよく分かりませんでしたね。自分に与えられた自己の使命が有るのか?そんな大それた物なんて無いよね!他者への思いやりより、自分の事で精一杯!といった感じでしたね。
いろんな失敗をしたり、人を傷つけたりした事が沢山有るけれど、この歳になってようやく、謙虚さを持っていればどうにかなるんじゃないか?と思える様になりました。謙虚さは自分を卑下する事でも無く、屈辱的に従う事でも無いけれど、分を超えて出しゃばらないでいよう!と思っています。
武野紹鴎の「わびの文」に
正直に、慎み深く、驕らぬ様、をわびという
と有りますが、どれも実行するのは難しいです。
心に刻んで過ごしたい!と黒板を見ながら考えました。