今日は秋の彼岸の入りです。赤や白の彼岸花(曼珠沙華、前に書いたので詳しくは省きますね)もちゃんとこの時期に咲いています。
これから23日の秋分の日をお中日として26日の彼岸の明け迄の七日間、ご先祖様の供養をして、自分も善行を行い善い功徳を積む期間ですよ!とお教え頂きました。
私がよく見ている幾つかの仏教のサイトが分かりやすく教えてくださっています。
「彼岸」とは、煩悩の多い「此岸(しがん)」から、修行によって海を渡りきり、輪廻を超えた涅槃の境地に入る事を意味する言葉です。
「パーラミター」の音写の「六波羅蜜」、こう呼ばれる修行の種類があり、この六種類の修行が完成するという意味「波羅蜜」=「彼岸到」なのだそうです。
①布施 ②自戒 ③忍辱(にんにく、迫害や苦難に耐え、恨みを抱かない事) ④精進 ⑤禅定(ぜんじょう、坐禅を修行し、心を集中させること) ⑥智慧
どれも難しい修行ですね。到底彼岸には到達出来そうもありません。
波羅蜜といえば、摩訶般若波羅蜜多心経や平家にゆかりの六波羅蜜寺、あれもこれも!と思い出されます。
そうそう、千本釈迦堂に幼馴染3人でお詣りに伺った時、お釈迦様の10人の弟子の像を見て、「この舎利子っていう方、般若心経の中に有る、舎利子よね!」と言っていたら、「そうなの?これから般若心経唱えてて、舎利子って言うところに来ると、この像のお顔を思い出すね!」と言ったのを覚えていて、本当に般若心経をあげていると、あぁ!あの方にお話しなさっているんだなぁ!と、あのお顔を思い出してしまいます。