お知らせ・コラム

床漬け

昨日から淡交社の特別灰形講習に来ています、一年に一回、毎年いらっしゃる方も、本当に初めて灰を触る方もいらっしゃいます、なかなか出来なくて無理!とおっしゃる方が多いですが、私は、この一回の講習でちゃんとした灰形が出来ますよ!というと詐欺になりますからね(笑)と言っています。ですが、柔らかく押さないようにという基本をしっかり頭に入れて帰って頂き練習してくだされば!と思っています。

床漬けという言葉をお聞きになった事がおありですか?糠漬けのことです、糠漬け発祥の地北九州では床漬けと言っていて、関東に来た時に床漬けが通じなかった時にはびっくりしました。お嫁に来るときに床漬けの種(祖母や母の床の糠を少しもらって育てますがもう貰えません)を持って来ましたが、管理が悪くて駄目にしては又貰ってくる!を繰り返していました。

時々北九州の郷土料理「糠味噌炊き」が食べたくなるので作ります、最初「これ、食べられるの?」と言っていた主人も時々、「作らない?」と聞いてくるようになりました。

床は各自入れる物も違っているし(私は昆布、塩、唐辛子、みかんの皮、山椒の実などを入れます)各自味も違うので同じように炊いてもそれぞれの家の味になります。関東ではなかなか山椒の実が見つけられないのでこの頃は先日紹介した「柚子胡椒」をたっぷりと入れています。そうそう、人の糠床は触ってはいけません!と祖母や母に言われていました、味が変わるから!と・・・・・なので私もあまり触られたくないというオーラを出しているようで、妹分も娘達も触らないですね(笑)大体ズボラなので毎日かき混ぜるなんてことはできないので、それでも腐らせない技を身につけています(笑)

最後の写真は魚だけ取った後の味付き糠を床に戻してかき混ぜています。

宗香

一覧に戻る

pegetop