北京冬季オリンピックが開かれています。魔物が住んでいると云われるオリンピックでも、全世界の選手の方達が練習してきた力を存分に発揮できますように!と祈りながら見ています。実はここ十年くらいどんな大会でもライブで見られなくなっています。自分の知り合いでもないのに、もしものことがあった時心が痛すぎて、ドキドキし過ぎるので勝敗が決まってからニュース等で見るのが好きです。
大炉の季節です。誠之庵でもこれから大炉週間です。
この一番寒い時期に、ゆったりと大きな炉に赤々とした炭が入り、たっぷりとした釜から暖かそうな湯気が立っている様はこの時期ならではの醍醐味です。
大炉も、梅の開花も、もうすぐ暖かくなって春本番になる予感がして気持ちも暖かくなります。
大炉の釜合わせは、普通の炉の釜合わせに比べると格段に難しくてなかなか合いません!大炉の上に普通の炉の寸法の炉縁を置き、その中央に釜がくるように、五徳の一本を大炉の左角に向けて(雪輪瓦の方)合わせ、釜の高さを合わせ、雪輪瓦を入れます、これがこれが!なかなか合わない💦漸く合った時には「やった〜!」と声が出てしまいます。
大炉が切ってある六畳では大炉の逆勝手の点前、その他の部屋では八炉の内の向切、隅炉、台目の本勝手、逆勝手、内流し、外流しの点前をしています。
頭をフル回転させて覚えていきましょう!闇雲に覚えないで、茶箱の時と同じようにお約束を覚えていけば頭が整理できるでしょう!といつも言っていますし、此処はお約束の場所ですよ!とお伝えもしているのですが、1年経つとねぇ〜!まぁ頑張りましょう!