お知らせ・コラム

地図記号

関東も梅雨入り間近です。早いですね。

妹分(孫達から、ちいばぁば!と呼ばれています)と孫3号は3号が小さな頃から遊び友達です。3号がちっちゃい頃はお菓子を素敵な器に盛って、お客様用の紅茶茶碗に紅茶ポットでお客様ごっこ!幼稚園頃からは先生ごっこ(勿論3号が先生、ちいばぁばは生徒!)を他の人に邪魔されない様に、障子も締め切って二人でひっそりと遊んでいます。

このところ、コロナの影響でちいばぁばも出勤頻度を減らしていて、なかなか会えません。

そこで、3号は考えました!!おばぁちゃまに宿題を預けて渡してもらおうか?それも確実ではない!では、生徒に宿題を送れば良いんじゃないか!と思い付き、ついに生徒(ちいばぁば)の自宅に宿題を郵送するようになったようです🤣迷惑な‼️

3号の宿題は、国語、算数、理科、社会、の教科書から抜粋して問題を作ってあるようです。先日妹分が、「今さぁ、3号の地図記号の宿題をしてるんだけど、お寺って卍なんだけど、卍は喜びって意味って書いてあるよ!3号の宿題も勉強になるね」というので、「へ〜!そうなの?卍の意味なんて考えた事も無かったよね!教科書にそんな事も書いてあるのね、すごいね」という事で、調べてみました。

国土地理院の説明では寺で見かける卍を使いました。と!

卍はサンスクリット語(梵語)の幸福とか、喜び、おめでたい、とかの意味が有り、吉祥の文字、もともとインドのビシュヌ神の胸にある旋毛とされ、お釈迦様の胸や手足、頭髪に有る吉祥の印だそうです。世界中に卍が見られ、アジア、ヨーロッパ、北米でも使われているようです。

数年前に卍がハーゲンクロイツ、鉤十字のナチスのシンボルを連想させる、という事で地図記号を見直すのはどうか?と議論があったようですが、日本の仏教の事を知ってもらおう!とそのまま卍記号となっているようです。

日本では、勿論お寺でも、おめでたい文様としても、卍や左卍の紋も、卍文様のお仕覆も、色んな所で見かけます。

卍の意味を理解して、こういう意味ですよ!と伝えて、胸を張って日本の地図記号として使っていきたいですね。

ところで、もう古い言葉なのでしょうか?若い子達が「マジ卍」と言っていて、それってなんの事?と疑問だったのですが、感情が昂ぶった時等に使われる「本当にすごい!」みたいな言葉なんだそうです。本当に素晴らしい!という時に使われているのでしょうか?そうならば、正鵠を射る!使い方ですよね。最初に使った子は卍の意味を知っていたんでしょうね。若い子用語も馬鹿に出来ない!

 

 

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