はや小正月もすぎ、薮入りも過ぎ、土用に入っております。
20日は大寒で、天気予報によると本当に寒くなるようで、覚悟しておいた方が良いようです。
初釜も、ご参加の皆様、社中、スタッフのおかげを持ちまして無事に終わる事ができました。
お隣の町大磯では、17日に国指定重要無形民俗文化財に指定されている「左義長」が行われたようです。実は行ったことがありません、とても混むようで人混みが苦手な私は二の足を踏んでしまいます。
大磯では「左義長」ですが、平塚は何て言う?と主人に聞くと「どんど焼」だね!私も「どんど焼」と言っていた気がしますが、ニュースで地方によって呼び方が違って「左義長」「どんど焼」「どんと焼」「とんど焼」「塞の神(さいのかみ)」「道祖神祭」「鬼火焼」と呼び名が沢山あるようです。面白いですね。
左義長は三毬杖(さんぎちょう)からの言葉のようです、毬杖(ぎっちょう)と関係があると言うことは打毬(だきゅう)と関係があって、と言うことは、茶道の炭とも関係がある!まぁ、いろんな所で繋がっています。今年の初釜ではギッチョの話しもさせて頂いたので、ご参加の皆様はフンフン!とお思いだと思います。又、詳しく書きますね。
待合は、富田渓仙(仙厓を今のように広めた人だ!と淡川康一先生が書いていらっしゃいます)筆「春日」の絵(春日大社ですからまづ神社でお出迎え、神社には神馬(しんめ)もいますしね)と、中国の高速道路のドライブインの売店で買って来た三彩の馬(笑)を9頭、神楽鈴(かぐらすず、七号が喜んで振って踊っていました(笑))でお出迎え
本席は、大宝円鑑国師 春屋宗園禅師 「他是阿誰(たこれあたそ)」無門関45則、円覚寺の南嶺和尚様の法話を伺っていると、人は皆心の中に素晴らしい珠(摩尼珠、まにしゅ)を持って生まれているのだから、己なき時に安らぎあり、自分自身の問題に向き合って自己にめぐり合い、真の自己、私そのものを感じて安らぎを得るように!というような。。。(難し過ぎて頭が混乱します)今年一年、自分に向き合っていきなさい!ということでしょうかね。
薄茶席は大徳寺徳禅寺了庵和尚様筆の「有伯楽有千里馬」、韓愈(かんゆ、唐の文人)の雑説に有る言葉です。
「千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず」という諺も有ります。
伯楽は元々天上で天馬の世話をする役目の星だそうです。転じて馬の素養を見分ける人をいう様になったらしいですね。
世に伯楽有り。然る後に千里の馬有り。千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず。故に名馬有りと雖も、祇(た)だに奴隷人(今使って良い言葉?唐の文章なのでご勘弁を)の手に辱められ、槽櫪の間(そうれきのま、かいば桶、転じて馬小屋)に駢死(べんし、首を並べて死ぬ、才能を発揮しないまま死ぬ?)し、千里を以って称せられざるなり。(まだまだ続きますが、長いのでこの辺で‥‥最後は→)嗚呼、それ真に馬無きか、それ真に馬を知らざるか。
で終わります。
才能が有る人でもそれを認めてくれる人がいなければ発揮できない!って事でしょうか?
道教で星を擬人化している一つに、伯楽が有るのかしら?
伯楽については、改めて書くのがちょっと面倒なので(笑)2022年3月11日のコラムより抜粋しました。悪しからず!
床の間には了庵和尚様が今年のお題「明」に因み「明暦々露堂々(めいれきれき ろどうどう)」と揮毫(きごう)された帛紗を荘らせていただきました、有難うございます。
今年も茶道に精進、邁進してまいりましょう。
宗香
2026/01/18