お知らせ・コラム

伝えていきたいこと

明日は終戦の日、今朝、人間魚雷「回天」で特攻に行った21歳の方の最後の生の声(お父様の広告会社で録音なさったようです、大事に残されていて後世のためには貴重な声です)が放送されました、今までの思い出、もっといろいろな事がしたかった、との素直な言葉から、祖国のため家族の為に死んでいく事の決意、こうやって自分を鼓舞して出ていったのだ!と切なくなってしまいました。

NHKスペシャル「15歳の志願兵」を昨日観て、必ず若い人達に伝えていかなければならないのではないかしら!と強く思いました。

私のような戦後生まれは当然戦争を知りません、ですが、戦後復興と高度経済成長という戦争による大きな課題を残された時代でもあり、多くの所にまだ傷病軍人がいらっしゃり、身内でも戦医として戦地に行き結核で亡くなった叔父、戦争で想像を絶する体験をした人、戦争犯罪人(裁判官で戦争当時捕虜収容所の所長をしていました、当時の捕虜の方々からの助命嘆願が起こり嘆願が通り死を免れ裁判官として暮らしておりました)になってしまった人と、戦争経験の話題が当事者から出ていた時代でした。

戦争は知らないけれど当事者から聞いていることを伝えられるギリギリの年代ではないかな?と思ったりもします。

先日父がどういう事を考えていたのか?と書きましたが、「15歳の志願兵」を観て少し分かったような気がします。勿論大人もそれぞれの立場で覚悟を持っていたのでしょうが、あの頃の中学生は人生で一番と言ってもいいほどの敏感な感受性を持って、どんな形にしろ私なんかが想像もできないような並大抵ではない覚悟を持って生きていたんだ!と・・・・・

親を思い、家族を思い、祖国を思い志願していった子供達、父のように遺書を胸に反戦に走った子供達、どちらが良いとか、悪いとかそんな事は口が裂けても言えない程想像を絶する決意なのですが、それぞれが自分がやるべき事!と確信して行動したのでしょう、これから、子供達をこんな非情な状況に陥らせないように伝えていくことが大事なのではないかな?と・・・・・

絶対に今の子供達、孫に見てもらいたいドラマでした。遠い昔のことではなくて、あなた達(孫達、1号と2号しか生まれていませんでした)をあんなに可愛がってくれた曽祖父曽祖母の時代のことなんだ!と分かってもらえたら嬉しいなぁ!

父の血が騒いでしまってお茶とは関係のない事を書いてしまった!と思ったのですが、鵬雲斎宗匠が世界に茶道を広めた事、「和・敬・清・寂」の気持ちを持って生活していく事、平和をいつも心に持っている事、茶道が平和に貢献しなければならない事、沢山のことを教えてくださっていたことを胸に終戦の日を迎えたいと思っています。

宗香

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