8月1日は八朔(はっさく、八月の朔日、朔日は月の第一日、ついたち)お世話になった方の所にご挨拶に伺う日です。御中元の始まりですね。八朔の事は2021/08/01のコラムに割と詳しく書いています、検索してみてください。テレビでは祇園の舞妓ちゃんやお姉さん方の御挨拶が映りますが、裏千家でも御家元へ御挨拶に伺う方が大勢いらっしゃいますし、沢山の所で八朔の御挨拶の様子を目にします。感謝して過ごしましょう。
まだ猛暑ですが、8月7日には立秋です、この頃トンボを見る事が多くなってきていますから季節は進んでいるようです。
先週の日曜日、朝四時半ごろ起き出してバタバタ出かける準備をしていましたら、お座布団に足を取られ滑って転んでしまいました。お尻と左膝を打って苦しんでいる私に主人が「何してるの?」見たらわかるでしょう、転んでるのよ!いやいや、「大丈夫?」と優しく手を差し伸べてくれる場面じゃないの?💢と思ったものの急いでいたのでやっとこさ起き上がりました。折角足と腰の状態が少し良くなって、よちよち歩きから割とスタスタ歩きになった所だったのに‥‥何故そんなに朝早く起き出して準備していたかと申しますと、「アオバト」を見る為に出掛けようと思っていたのです。
大磯にはアオバトがミネラルや塩分を補給する為岩礁に海水を飲みにやって来る「大磯照ヶ崎のアオバト集団飛来地」が有り、神奈川県の天然記念物に指定されています。
羽は緑色、胸から頭にかけては黄緑、嘴(くちばし)とアイリングはライトブルーというとても綺麗な鳥です。5月〜9月の毎月最終日曜日に野鳥観察会「こまたん」の方々が親切に説明してくださったり、望遠鏡をセットして見せてくださったりしています。
アオバトは丹沢山地1000メートル以上の場所から、途中大磯や平塚周辺の丘陵地で集合して、海岸に飛来しているそうです。繁殖期には果実だけを食べるので、栄養分や水分を体内に吸収する為に必要な、ナトリウムを確保する為に海水を飲むのではないか、という事が分かってきているそうです。
冬は西の方に移動しているそうです、冬には京都御苑で見られるという事ですから、冬に京都に行ったら見に行ってみようかな?と思いましたが、京都御苑も広いしなぁ、何処にいるのかしら?
主人は海岸でアオバトの羽が落ちていないか探していた様ですが、無かったなぁ!と残念そうでした。実は主人はアオバトの羽を何方かから頂いて、大事に灰匙の箱の中に入れています。綺麗な羽です。
痛い足とお尻を引き摺って頑張って行った甲斐がありました。1度ご覧になってください、綺麗ですよ。ただ、朝早いです、6時くらいには海岸に居ないといけないので遠くの方は難しいかなぁ?
宗香