東日本大震災から10年、未だ家族を見つけられなくて毎日苦しんでいらっしゃる方々も多く、自分の家にも帰れない方々も多く、心の傷は計り知れなく、お見舞い申し上げます!という言葉も空々しい様に感じられています。それでも前を向いて進もうとされている方々の気持ちは素晴らしいです。
今日、東京に仕事に向かう道、あの時もこの道を通っていた、何が起こったのか分からないまま、とにかく今は仕事場に向かう事が最善!と判断して運転していた私に、誠之庵に仕事に来ていた娘から「娘2人、孫2人、無事」という短いメールが入って少し安堵した記憶が蘇ってきました。
まだこれからも続く復興の道のりは長いかもしれませんが、記憶を途切れさせない様に、自分の気持ちに無理がこない程度にこれからの事を考えていかなければいけない!茶道の思いやりの心で考える事が大事!と思っています。