お知らせ・コラム

震災

昨日は東日本大震災が起こった日、もう6年経ちました。故郷にさえ戻れない、復興もまだまだの地域も少なくない現状や福島から避難されている子供達のイジメ問題その他諸々をニュース等で見聞きする事が多くため息が出てしまいます。だから何が出来るのか!と考えると何も出来ないジレンマに陥ります。情け無い事ですが、出来る事といえば茶道で最も大事な事の1つ、思いやりを持って物事に当たろうね!と身近の人に伝えていく事位です。その日NHKの収録に向かっていた高速上で上下左右前後から強い風が吹いてきた様な感覚に襲われました、初めての感覚で何?と思っていると地震でした。孫1号は2歳前2号は産まれたばかり、娘から「孫二人娘二人無事!」と連絡が入りそこは安心してNHKに向かいました、勿論収録は中止!スタジオの中の公衆電話には家族を心配する人達が並んでいました。あるお若い女優さんが電話をなさっていましたがご家族の無事を確認なさったところで「皆さん並んでいるから!」と早々に電話を切り「お先にすみませんでした!」とおっしゃいました、お若いのに人の事を考えられて思いやりがあって素晴らしいと思いました。8時間かけての帰宅では道の途中で大学生らしき方達が学校を開放しています!とプラカードを作って案内をしている姿、コンビニは売る品物は無いけれどトイレの為に開けてくださっていたり、思いやる事の大事さや人の優しさも感じられた1日でもありました。熊本地震からももうすぐ1年九州もなかなか復興というわけにはいかない様ですが幼馴染の家も1年で漸く工事が始まった様です、こんなになってしまったよ!と送ってくれた浴室の写真はコリャ大変だ!という写真でした。1年雨漏りや不具合に悩まされたはずですが家を失った方達を考えたら文句は言っていられない、住む家が有る事が有難い!と乗り越えてきたのだと思います。この一年の頑張りを少しでも癒してもらおうと今年も幼馴染3人会を予定しています。熊本徳島神奈川から中間点京都に集まります、台風だろうと何だろうと万難を排して集まって1年の喜びや憂さを盛り上がって話す幼馴染3人会も去年は2人でした、熊本の幼馴染がこれでやめたら集まらなくてもいいか!となってしまうと嫌だから何が何でも2人で繋げて!というので2人で集まりました。寂しかったです。でも今年は3人で盛り上がります。少しずつ少しずつ元気を取り戻す事が出来たら良いなあ!と祈っていきたいですね。

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