張先生の御案内で唐、宋時代の窯跡へ…今はどこも畑だったりお家が建っていたりしますが此処であの白磁を焼いていたのだ!と感じる事が出来てウキウキします。中国の窯跡に行くのは日本の美術館や博物館のガラス越しの美術品がこんな景色のこんな空気の所で出来たのだ!という感覚を感じてその美術品を身近に感じる事が有難いのですね。
邯鄲は邯の山の鄲(ふもと)という意味だそうです。へ〜〜!
4日目は磁州窯へ…
窯跡はこれ又畑の中、作物を作る時期ではないらしく何も植わってない事を良いことにみんなで畑をウロウロ、ウロウロ!農家の方達には貴重な陶片もタダの邪魔物!だって耕していたらゴツゴツ当たるんですからね!そりゃあそうです!でも研究するには貴重です、私の様な研究なんて出来ない普通の人も目を皿の様にして下を向いて歩いている姿は変な人‼️状態です。窯跡へ歩いて行く途中、珍しい日本人を見に皆さんお家から出て来ています。子供達も抱っこされた赤ちゃんも、孫達を思い出してついつい手を出してあやしてしまいました、笑ってくれた時の嬉しかったこと!……政治的にどうのこうの、そんなの私達にはなーんにも関係ありませんね。その後は安先生の工場と博物館へ…7年程前に伺った時は小さな長屋で作品を外に並べていらした先生の工房は跡形も無く、それはそれは立派な博物館と売店と工場になっていました、どうなってるの?とても美人のスタッフが揃っていてみんなビシッと黒のスーツに身を包み、胸にはお揃いの真珠のブローチを付けて……私なんか 作品より何よりそちらに目が行ってしまいました!素敵な作品も古い美術品も沢山並んでいて堪能させて頂きました。