9月29日(金)、30日(土)に達磨茶会を催します。
10月5日は禅宗の初祖達磨大師の御命日、逹磨忌です。南インドの王子として生まれ、仏門に入り中国に仏法(禅)を伝え、二祖(慧可、えか)、三祖(僧璨、そうさん)、四祖(道信)、五祖(弘忍、ぐにん)、六祖(慧能、えのう)へと法が伝えられました。お茶にご縁のある禅宗の初祖達磨大師が面壁九年といわれる修行をされた嵩山少林寺(すうざんしょうりんじ、河南省)並び、六祖慧能禅師の南華寺(なんげじ、広東省)は以前、誠之会美術ツアーで伺った事があります。
達磨大師の「無功徳(むくどく)」「廓然無聖(かくねんむしょう)」「不識(ふしき)」や慧能禅師の「本来無一物」などの語は茶席では御馴染みです。知らず知らずの内に達磨大師に接している事に感謝しております。達磨大師についてはいろいろな話が日本に伝わっておりますので、今回はそれをお茶の取り合わせにし、チャレンジしてみたいと思い、ここにご案内させていただきます。