お知らせ・コラム

衣更えの時期

今丁度烏の子育て期間です。去年に引き続き今年も又主人は、近くの神社に巣を作っている烏に追い掛けられています💦笑ってしまいます。烏は頭が良いらしいので、きっと覚えられているのでしょうね。二十歳前後から主人のいたずらっ子ぶりを知っている私の幼馴染は「絶対に何かしたよね!例えばさぁ、ゴミを漁ってる烏を追い払ってみたりさ!誠さんだもん!絶対にチョッカイ出したに決まってる!」と言っていますが、確かに正義感に駆られて何かをしたのかもしれませんね!あの歳になってもいたずらっ子精神満載ですからね。そういえば、昨日も孫達を追い掛け回していました。孫達もキャアキャア言いながら楽しそうに逃げ回っていましたっけ!

裏千家学園時代は、月のおついたちには紋付を着て「おめでとうございます」とご挨拶をしておりました。私の娘の学園時代も同じだった様です。

衣更えの時期、五月には襦袢を単衣に、六月には襦袢は夏物、表は単衣、帯等も夏物に、七月には襦袢も表も夏物、八月も夏物、九月は襦袢は夏物、表は単衣、十月から五月迄は袷と決まっていました。

おついたち、の紋付から月が始まるので、急いでその時期の紋付や襦袢を仕立てて貰って送ってもらっていました。

ですが、ですが、ですがを2回も言いたい気分!この気候!暑い!今袷の着物等着ていては暑過ぎて体を壊してしまいます。

結婚前に青年部で沖縄の大会に行きました。着物はどうするの?とみんなで大騒ぎしましたが、沖縄の青年部の方が、「夏物を着てきてね、じゃないと大変よ!」と言ってくださって、夏物の着物で伺った事を思い出しました。

今の首都圏はコロナで緊急事態宣言や蔓延防止が出ている状態ですので、なるべくお洋服でいらっしゃって!、着物を着る時には気温に合った着物にしてね!と言っています。

もう夏物の着物を着たい気分です。

昔の衣更えの時期と、現在では時期がずれてしまっているのでしょう。子供達が学校の制服を暑そうに着ているのを見ると、早く涼しい制服を着て良いよ!と言ってあげれば良いのに!と老婆心が芽生えてしまいます。

昔から守ってきた事が守れないのは本当に残念なのですが、時代に合わせる事も大事なんだろう!と思いつつも寂しい気持ちがします。でも、体が一番大事!気温に合った着物にしていきたいですね。

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