ウクライナは一体どうなるのでしょう?
何が正しくて何が間違っているのか?分からなくても戦争が駄目だという事だけは分かるのですが‥‥
コロナもどうなるのか?なかなか大変な世の中です。
2月28日は利休忌でした。
あさま山荘事件で山荘に警察が突入したのも50年前の2月28日でした。その日は月曜日でした。私の学校は土曜日は全日、日曜日は教会へ、そして月曜日はお休みでしたので朝からテレビを見ていました。自分と10歳も違わない人達が起こしている事件に、なぜ?と思いながら見ていた記憶があります。
その2年前、東京を旅行していた母と弟と私は、楽しく遊び過ぎて帰りの飛行機に乗り遅れてしまいました。羽田空港に着くと空港が騒然としていました。私達が乗るはずだった飛行機がハイジャックされた、とテレビ局の記者の方に聞きました。よど号ハイジャック事件です。私達の代わりにキャンセル待ちをしていた方が乗ったらしいと‥‥50年経った今でも申し訳なかったなぁ!と思ってしまいます。その時に空港でインタビューされた時も、私と10歳位しか違わない人達が何を思って事件を起こしたのでしょう?と答えた記憶があります。
何かと特に若い人達が何かに駆り立てられて、騒然とした時代でした。今の時代は何か分からない物に騒然としていて不安ですが、早く落ち着いてくれることを願います。
真の茶事をいたしました。やっぱりピンッと張り詰めた雰囲気の茶事です。
精進料理で身を清めて、真の点前で濃茶をいただき、別室で薄茶をいただき、精進落としの料理をいただく、ちょっと特別な茶事です。
亭主も半東も忙しいのですが、台所は精進料理の懐石が終わったと思ったら、次の精進落としの料理に入ります。二倍ですから天手古舞しています。天手古舞していても、茶室の方は今どんな状況なのか?いつ料理に火を入れれば良いのか?などなど‥‥いつもの茶事通り、頭をフル回転させながら行動しています。周りを見て、感じて、という感覚を研ぎ澄ます経験を沢山させてもらえます。人生経験には良い経験ですね。
四日間の真の茶事は過酷でした(笑)誠之庵スタッフもよく耐えてくれました。お湯を使い過ぎてスタッフの手はまるでお婆さんの手(子供の頃、祖母の手の皮を引っ張って、山の様にして笑い転げていました。今考えるとなんて酷いことを‥と反省している、祖母はどう思っていたのだろう?と娘に言っていたら、今孫にそうされても可愛い!と思うでしょう?きっと曽祖母もそう思ってたんじゃない?と言われました(笑))の様になっていましたが‥‥
私も身体は疲れている割には、頭が勝手に冴えていて、まだ興奮しているようです。クールダウンしましょう。