厚木PAのノウゼンカズラ(凌霄花)が今年も見事に咲いています。大好きなお花です。
韓国の時代劇を見ていたら、昔は両班(やんばん?日本でいう貴族?)の家だけに植える事が許されて両班花とよばれて、科挙に首席合格すると王が帽子に刺してくれた事から「御賜花」という別名もあると書いてあるものもあります。どちらにしても高貴な花なのですね。ドラマの中では「どんな炎天下でも咲き誇る、そういう風に生きていって」みたいな感じで使われていました(勿論字幕です(笑))。本当にパーキングエリアの出口で咲き誇っています。綺麗ですよ。厚木パーキングエリアは色々なお店がある事でも有名ですから、走ってみられるのも一興かもしれません。
花月のお稽古をしていると、足の運びに悩まれているお弟子さん達が多くいらっしゃいます。主人は、難しいと思うから難しいんでしょう!と言いますが、どうもそうは思わなくても難しいらしいです。
私達は、頭の中でお部屋を階段状に考えてみたら?8畳の場合は四畳半が一番高い所、後ろの三畳が廊下で四畳半よりもちょっと下がってる、踏込み畳の半畳はもっと下がっていて一番低い所と考えると頭の中が整理できるでしょ!と言っています。そうすると、上がる所は上がる足、下がる所は下がる足、廊下を通る時には外の足、簡単ですよね(笑)
四畳半花月も似たようなもので、踏込み畳が一番低い所なので踏込み畳に入る時にはどこから来ても下がる足、踏込み畳から出る時には上がる足、点前に行くのは行く足、お客様の領域では上座から座っている順に1、2、3、4、5(仮座)と考えると上に行く時には上がる足、下に行く時には下がる足、仮座に座らないで席に戻る時は戻る足、簡単でしょ!と言うと皆様は、はっ?という顔をなさいます(笑)
とにかく何度も何度もお稽古する事が上達する近道なのでしょうね。
主人の言うように、あまり難しく考えないで楽しく(七事式はお遊びではなくて修行ですから楽しくというのはいけないのかしら?)できると覚えられるかもしれないです。いっぱいお稽古しましょう!
宗香