東京のお仕事に向かう途中、盛りを過ぎてしまった桜から、はらはらはらはらと本当に雪が吹雪いている様に花びらが散っていました。綺麗な幽玄な花吹雪でした。
孫達の入学式と入園式にはもう葉桜になってしまいますね。桜満開の花の下(もと)新しいランドセルや幼稚園バッグで登校登園させてあげたかったなぁ!とチョット残念です。
在原業平の歌に
世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし
がありますがこの歌の様に、新学期に桜が満開🌸と云う思い出が無ければ、満開だったら良かったのに!と春の心が千々に乱れる事もなくて、心のどかにいられたかもしれないのに!とも思いますね。
業平の事ですもの、きっとこの桜は業平の想い人のことなんじゃないかしら?想い人を想って詠んだ歌なんだろうなぁ!と妄想してキュンとしてしまいました。