本日は小暑、いやいや、小暑?変です、この気候。暑いからエアコンを使う、室外機から熱い空気が出てくる、その周辺はもっと暑くなる、エアコンを使うと電気を使う、電気を作る火力発電では二酸化炭素が出てしまう、二酸化炭素が出ない原子力発電は想定外の事が起こった時には怖い、風力発電、太陽光発電ではとてもでは無いけれど賄えない、かと言ってエアコンを控えると熱中症で死んでしまうこともあるし、熱中症の後遺症で一生苦しむ事もあるから適度に使わないといけない!負のループに陥っている様です。どうしたら良いのでしょう?困惑するばかりです。
主人が、今朝8畳の掃除をするのに戸を開けた途端、火災報知器が鳴ったそうです(怖い)何処を見ても火災では無い!外の空気が熱すぎて鳴ったようです。その後も鳴ったとか‥‥こんな異常な今までに無い気温になってしまったこの時期、色々な考え方を見直す必要があるように思います。
お稽古の時の着物、車でいらして少し歩く位でしたら心配はないのですが、電車やバスでいらっしゃる方は是非涼しいお洋服でいらして頂きたいのです。私は夏の着物姿は大好きです。涼しそうな生地の着物をサラッと着ている姿はスッキリとしていて涼しそうで癒されます。ですが、女性は帯を締めますので、見た目よりもずいぶん暑いのです。若い頃から「帯付き(着物に帯だけ)で歩くのは裸で歩いているのと一緒だから必ず上に何か羽織りなさい」と茶道や華道の師匠に言われていたので、帯付きで歩くと何だか恥ずかしくて、着物の上にコートやショールを羽織るともっと暑くなるのです。この気候だと危険です。誠之庵での稽古や講習、茶事、茶会等夏の間は是非お洋服でお願いします。
2年ほど前まで熱中症の怖さをさほど感じていなかったのですが、思いもかけず自分が熱中症に罹ってしまってから用心しなければ!と思うようになりました。
クーラーがかかっていたのですがあまり効いているような感じがしないお部屋の中に長時間居て、家に戻って来たところ喉が渇いて喉が渇いて仕方がないので「これは疲れたかな?」とビールをプァッと美味しく呑んだのですが(なんて浅はかな)喉の渇きも倦怠感も無くならず、これはおかしい!とお水を飲んで寝ました。それから何週間も微熱が下がらず、倦怠感も無くならず、あぁ!熱中症だったのね!と気が付いたのでした。その怖い経験をしてからは皆様にも注意して!と口を酸っぱくして言っています。
外にいても、お部屋の中にいても、チョコチョコお水を飲んで、適度な塩分を取って、注意しましょう!
くれぐれも暑さを凌ぐ服装でおいでくださいね。
宗香