誠之庵玄関前の白梅が満開です。主人が窓に沿って枝を伸ばしているので窓一面梅の花に飾られている様です。
「梅にメジロが来てるよ」と朝の散歩から戻った主人から報告が。梅にはよくメジロがやってきます。可愛いです。誠之庵の僅かな梅を通りすがりの方が写真に収めていたりします、忙しい通勤通学の方達が少しの間楽しんでくださってると思うと嬉しいです。
梅に鶯!と言いますが、梅に鶯が来ているところは見た事がありませんし、シャイな鶯はそんな目に付くところには現れてくれません。梅に鶯!というので、よく梅の木に止まっているメジロを鶯と間違えて覚えていらっしゃる方も多い様です。梅によく止まってる目の周りが白い鳥はメジロです。実はそういう私も若い頃、というか、若い頃に主人にバカにされるまでメジロを鶯だと思っていたのです(笑)どうも主人は、私が間違ってたりするととても嬉しそうに指摘します(笑)そんなに嬉しいの?と思いますが、嬉しいらしいです。
伊勢神宮様では、明日土曜日に豊作を祈る「祈年祭」を催され、天照大御神が斎庭(ゆにわ)の稲穂を天孫瓊瓊杵尊(てんそんににぎのみこと)に授けられたと「日本書紀」に書かれ、日本の始まりと位置付けられ大きな意味を持つ。と書かれています。五穀豊穣を祈る大事な「祈年祭」は「としごいのまつり」とも云われるそうで、「とし」は稲の美称なので稲を乞う祭りという事なのでしょう。稲が収穫できる期間が一年に一回なので「とし」と呼ばれる様になった!と語源由来辞典に書いてありました。二期作の所もありますけれどね。
今年の美術ツアーは山口県の萩に行こうと思っています。行程が随分固まってきました。今年の目玉は「山口県立萩美術館•浦上記念館」になりそうです。浮世絵、東洋陶磁、陶芸の3つのジャンルが専門で、萩市出身の実業家浦上敏朗氏が収集した物を山口県に寄贈した事を契機に開館されたそうです。ツテを辿って少し特別にご説明いただける様にお願いしているところで、実現できるととても特別なお勉強時間になりそうです。楽しみです。
観光も色々と考えています。JTBとの架け橋をしてくれているお婿ちゃんが「観光がお寺とかばっかりですけど、それで良いんですか?」と言っていますが、毛利家の御膝元ですから、歴史を感じられる所が良いなぁ!と思っています。随分前に陶磁器のチャリティー会に伺った事がありました。お隣の席にご一緒した毛利家のお姫様(お嬢様)が萩の焼物が出ると「うちの土地の作品だから手を上げなきゃ!」と仰っていて、あぁ!今でもそういう風に領地の事を思っていらっしゃるんだなぁ!と印象的でした。そういう歴史を感じられる旅にしたいと思っています。ご一緒いただく皆様、お楽しみに!ご一緒できない方には帰って参りましたら又コラムで報告いたします。それもお楽しみに!
宗香(署名、慣れないですね)