どなたもいらっしゃらない稽古場に端午の節句の荘りをいたしました。娘小澤宗里のインスタに写真をアップしております。
お軸は徳禅寺橘宗義和尚様の三級浪高魚化龍(さんきゅう、なみたこうして、うおりゅうとかす)香合は龍です。
江国の春風、吹き起たず鷓鴣(しゃこ)啼いて、深花裏に在り、三級浪高うして魚龍と化す、 癡人猶くむ夜塘の水
碧眼録の詩だそうです。
中国の故事で、夏王朝の禹(う)が黄河の氾濫を防ぐ為に上流の龍門山に三段の滝を作ったのだそうです。そういえば河南省の中原(ちゅうげん)に行った時に河南省のガイドさんから禹の話を詳しく聞きました!夏王朝の王様ですが治水の神様と言われた人だ!と聞いてその当時調べてみましたら、日本でも水害の多い所では禹王を祀っている所が有るという事でした。
3月3日桃の咲く頃不思議に下流の鯉がその滝を乗り越えてついに天に昇って龍になる!それなのに愚か者が鯉を捕まえようと、なお夜の淵の水をかいだしている!という故事らしいです。えっ🤔3月3日⁉️どうも日本ではいつしか端午の節句に鯉幟が立てられる様になったんだそうです。
中国の科挙の試験に及第して進士になる事を登龍門とよんだ!という事と関係があるのでしょうか?男の子に出世してほしい!という事ですかねぇ⁉️ならば、今の時代は女の子の時も鯉幟を立てたいですね😊
必死に努力しなさいよ!という事なんでしょうね。龍にはなれないと思いますが、滝の三分の一位までは昇ってみたいですねぇ😅それも無理かなぁ😅
端午の節句といえば粽💕屈原が宮廷を追われ後に絶望して端午節に汨羅江(べきらこう)に身投げをし、地元の人は龍舟で助けに出ますが助けられず、屈原の身体が魚に食べられない様に粽を投げた!という事から粽を食べるのだそうです。
早く粽を食べたいなぁ〜😍