昨日立冬になりました。冬なのに、昨日のお茶事はクーラーを入れてしまいました。
秋が終わる迄に‥‥などと思いながら、なかなかコラムの更新ができず、冬に突入してしまいましたが、秋の話題で‥‥
朝、着物を着ながら「今日の帯締め、帯揚げはどうしようかなぁ」と思います。着物や帯との色合いも有りますが、秋晴れだから秋晴れの綺麗に澄んだ空の色にしよう!とか、今日は時雨ているから少しくすんだ空の色にしよう!とか、山も里も色づいて来てるから紅葉の色にしようかな?なんて考えるのも楽しみです。着物ならではの楽しみですね。
くくり染をした反物を川に流している映像を見ました。友禅流しも綺麗ですが、透明な川の水に色とりどりの反物が流れている様子はとても綺麗でした。
秋なので、在原業平の
千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは
くくり染の反物のように竜田川が唐紅に紅葉の真っ赤に染め上がっている。というような歌だそうです。歌を口ずさむだけで、そんな光景が目に浮かび幸せです。
今でも紅葉が有名で素晴らしい、斑鳩町の竜田川、昔はどんなだったのでしょう?。今よりももっと風情があって綺麗だったのでしょうか?
秋の代名詞、竜田川や竜田姫、秋に行ってみたいですね。