今日は東小金井にて立礼の茶事をしてまいりました。
裏千家十一代玄々斎が考案された『点茶盤』を使って椅子に腰かけたまま
懐石も炭も濃茶も薄茶も出来ます。
椅子ですから楽ですね。
明治の万博の際外国の方々が畳に座ることなくお茶を召し上がって
いただくために考案されたようです。
玄々斎みずからスケッチをなさって数寄屋大工の木村清兵衛に制作を頼みました。
当時は賛否両論あったようですが、画期的な考えですね。
お茶を習ってみよう・・・と思うけれど正座が出来ないからと考えてしまう方が
沢山いらっしゃるようですが、正座はそのうち出来るようになります、そのうちに・・・・
でも、立礼のお茶事なんて所から入ってみるのも良いかもしれませんね。
正座が苦手な方や、おみ足の痛い方をお招きする時等、
お客様に気を使わせず、負担も軽く楽しめそうですね。
ちょっと・・・うーーーんだいぶ・・・・自分の体が重たくなってしまった
私(宗香)も楽かなあ、なんて思った立礼の茶事でした。