お知らせ・コラム

磁州窯黒釉茶碗

先日白露はどうなるのだろう?と書きましたが、7日の白露には秋らしい気温になっていました。田んぼの稲も頭を垂れて来ました。赤とんぼ?もスーパーの駐車場です〜いす〜いと飛んでいました。夜には虫の声も聞こえてきます。この時期に?と驚いたのは何日か前、フッと富士山を見ると、うっすらと雪化粧していました。思わず主人に「ねぇねぇ!富士山が!」と騒いでしまいました。

23日は秋分です。秋ですねぇ〜。

パラリンピックも終わりました。困難を明るく乗り越えていらっしゃる姿に感動しました。パラリンピアンの方のお母様の言葉「笑顔は副作用の無い薬」は、私も困難な状況に陥った時には心の中で何度も唱えよう!と思いました。

いろんな差別を無くそう!と思っていても無意識にだったり、意識しすぎていたり、なかなか難しい事です。病気を持っていた孫の定期検診で大きな病院に行く機会があります。いろんなお子さんがいらっしゃいます。そのお子さん自体もご家族も困難を乗り越えながら生活していらっしゃいます。微々たる力でも応援できたら!と思います。

丁度このタイミングで「チョコレートドーナツ」という映画を見ました。現代でもまだまだ偏見のあるLGBTQや先天性疾患の事を考えさせられました。難しい事だけれど、偏見も差別も徐々に徐々に解消していけると良いなぁ!と思わされた映画でした。

中国のドラマに磁州窯黒釉の茶碗が出てきました。

真っ黒の茶碗の中、底の釉薬をぐるっと削ってあります。たくさん重ねて焼けるように、くっつかない様に削ってあるんだそうです。

初めて磁州窯に行った時には、まだ外国人が泊まれるホテルが無く、招待所に泊まりました。行く前には招待所!大丈夫?と思ったのですが、とても綺麗な大きなお部屋で、従業員の方達も親切で温かくて感動しました。その招待所の前に普段使いの陶器屋さんが有って、テレビに出てきた黒釉の茶碗が安〜〜くいっぱい売っていました。勿論今出来!ですが、何百年も同じ物を作り続けている事にビックリでした。

あまりに安くて、大喜びで20個だか、30個だか買ったら、一個一個包む訳でもなく、重ねて藁紐でぐるっと縛ってくれました。

茶碗にも使えて、向付にも使えて、とっても重宝しています。削っている所にお茶やお汁が染み込んでしまいますが、事前にしっかり水に浸けておくと大丈夫です。

楽しい思い出です。

 

 

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