お知らせ・コラム

主人は木曜日の東京での仕事の後から宇部教室に行っています。宇部教室の皆様お世話になります。お稽古もですが、明日は宇部支部の総会で少しお話しもさせていただく様です。少しでも何かのお役に立てるようにと準備しておりました、少しでも皆様のお役に立てますように‥‥
という事で、木曜日の夕方から私は魂の洗濯をしております(笑)まづは、東京からの帰り道に心置き無く好きな音楽(主人が乗っている時にはニュース等のテレビを見たがるので)をかけながら(今はマイクに向かって何々の曲かけて!と言えば勝手に探してくれます。私の発音が悪すぎてそれじゃ無いのに!と思う事もありますが。。例えばジリオラ・チンクェッティって言ってるのにジブリの曲がかかった時には思わず笑ってしまいました)幸せに帰ってきました。それからは好きな時に好きな事をして、好きなものを観て、好きな音楽を聴いて、音楽を聴きながら普段時間が無いので出来ないスマホの設定等をしています。これも宇部の方々が主人のお守りをしてくださっているお陰です(笑)感謝です。主人がこれを聞くと、掃除もゴミ捨ても食事の用意も僕がしてあげてるんだから、いつも心置き無く過ごしてるでしょ!と怒るかな(笑)主人には言いませんが、私にとっては一年に2回のこの1人の時間ってのが大事なのよね!と心の中で思っているのです(笑)娘が、食事を作ってくれる人がいないけどちゃんと食べてる?と聞いてきました、大丈夫!何もしないでも良いようにレトルトとか、カップ麺とか、冷凍食品とか、お菓子とか大好きなアイスとか、紙コップとか準備してるから!じゃぁ大丈夫ね!と安心されました(笑)掃除とかはあんまり好きじゃ無いけど、出来ないわけでも無いし、料理はどちらかと言うと好きな方(仕事の後は元気もないし、買い物なんてもっての外だし、元気な主人に頼り切っていますが、時間がある時には全家族分の料理をします、先日はドーナツを沢山作りました、唐揚げなんて3キロ揚げます(笑))なのですが、このな〜んにもしない何日かは、宝物です。

今年の大河ドラマは「光る君へ」紫式部の物語です。詳しい人生は詳しく分かっていないので、道長との恋物語もそういう事もあったのかしら?と気ままに楽しんでいます。
女性が舞う五節の舞(ごせちのまい、大嘗祭や新嘗祭の時に行われる豊明節会(とよあかりのせちえ)で女性が舞う舞)の場面もあって綺麗でした。
物語の場面に、琴や琵琶が出てきます。それも楽しみの一つです。
琴とは弦楽器の事だったらしく、琴には「琴の琴(きんのこと、琴柱が無い)」「箏の琴(そうのこと、現在使われてる琴)」「和琴(わごん、日本固有の弦楽器、天沼琴が起源とか)」「琵琶の琴」と種類があります。
現在見られる琴は箏の琴です。琴の琴は中国から渡ってきたようで、平安時代にはもう既に廃れていたとか、光源氏が須磨に流される時にもお持ちになり、明石の君と出逢い明石の地に置いて来られ(白居易が江州に左遷された時に琴を携えた事と、源氏が流された事を掛けているのではないか?とも言われているようですが。。。)、源氏が女三の宮に教えられたとも書かれている琴の琴、皇族と縁の有る琴のようです。琴柱のない琴の琴、中国ドラマを観ていると小振りの琴柱のない琴が出てきます、所謂、遣唐使の時代に日本に入ってきた(奈良時代には琴も瑟(しつ)も伝来していたようです)古琴(こぎん?こきん?)の事なのでしょうか?
頭中将は和琴の名手でいらしたようです。
そんなお話しを思い浮かべながら現代の物語、ドラマを観るのも楽しいです。
そうそう、「光る君へ」の題字やドラマの作中(劇中?)での書を書かれているのは「根本 知」さんとおっしゃる方です。ドラマが始まる前の特集で書の説明をして下さっていて、人柄の出た字の素晴らしさにうっとりとしてしまって、稽古場でその話しをしたらお弟子さんの書の先生でした。Instagramが有りますよ!と聞いて早速フォローしました。「平安かな書道入門」を刊行なさっていて、Amazonで購入(練習はしないと思うのですが(笑))したのよ!とお弟子さんに話したら「サイン貰ってきてあげましょうか?」と、「え〜!良いの?じゃぁ是非お願い」とお願いしました。すごく楽しみです。作中(劇中)の書もじっくりとご覧くださいね。

          宗香

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