このところお昼も鳴いていますが、夜になると蛙が一斉に鳴き始めて少し「もう少し静かにしてくれる?」と思ってしまいます。
農家の方が鳴き声で農作物の種蒔きの時期の指標にしていたという意味で、勧農鳥(かんのうちょう)、早苗鳥、田歌鳥(たうたどり)と云われたり、時鳥、子規、不如帰、杜鵑、杜宇の漢字が当てられたりして、ウグイスに托卵する事で有名なホトトギスが一昨日の明け方、3時頃に鳴き始めました。主人曰く平塚辺りでは鳴き声が「てっぺんはげたか」と聞こえるんだ!と言うのですが、そう思って聞けばそう聞こえる様な?でも綺麗に心地良く囀ってくれていました。ホトトギスだけならよく眠れたのですが、その後すぐに烏の鳴き声が!「うるさくって眠れない!」と愚痴愚痴言っていたら、主人が「これは、烏じゃなくて、川鵜か鷺だよ!鳴き声が烏によく似てるんだよね。」と‥‥確かに近くの川には川鵜も白鷺も青鷺も沢山いるので狩りに向かう途中だったのでしょうか?主人の情報は信用できる?まぁどちらにせよ、「まだ寝たいからホトトギスだけにして〜!」と願った朝でした。
そろそろ、夏越大祓の茅の輪ができました!との知らせが届く様になりました。
30日は夏越の大祓、今年の半年のいろんな厄を落として頂いて又元気に半年過ごしたいものです。
お稽古で水無月のお菓子を使いました。本来は30日に食するお菓子なのでしょうが、ちょっと早めに‥‥
6月1日は氷の節句とも氷の朔日(ついたち)とも云われ、室町時代には御所や幕府で年中行事とされていた「氷室(ひむろ)」の氷を取り寄せて、氷を口にして暑気払いする日なので、氷を表す三角の形をしていて、上に乗った小豆は夏越の大祓の厄を払う事を表していると聞いています。学園時代に、厄だからいっぱい乗ってちゃ駄目なんだよ、パラパラと乗ってるものなんだよ!と教えていただいた様に思うのですが、今のお菓子屋さんの水無月には厄払いの小豆がいっぱい乗ってます。本来もう少しパラパラと乗ってるお菓子だから、どんなものかなぁ?よっぽど半年間沢山の厄を被ったのね!と思うのですが、確かに沢山乗っていると美味しいですね❣️お菓子屋さんは売れないと困りますからね。