お知らせ・コラム

極寒

寒い❄️です。大雪で皆様被害はございませんか?お気をつけくださいませ。

お稽古も各部屋暖かくエアコンをフル回転しております。換気にも気を付けなければいけないので、寒いけれど少し戸を開けて、サーキュレーターも8個、これでもか!って感じです(笑)この度、これにもう一台、主人が一年越し位、熱望していたエアドッグを装備しました。私なんかはこの一台で42畳も空気清浄するの?と半信半疑でしたが、やっぱりなんだか安心です。換気で戸を開け、サーキュレーターを8台回し、エアドッグをいれて、皆様に安心してお稽古して頂けるようにしています。主人は四畳半の茶室、水屋が心配らしく、本当はもう一台エアドッグが欲しいのです💦もう一台欲しい!と経理の娘に言う勇気が無くて、ヘソクリで買おうかな!と言っていたら、父に甘い(母には厳しい、母は買ってもすぐに飽きるから!らしい)娘は仕事用なんだから買ってもいいよ!と優しく言っていました(笑)もう一台入るかどうか?皆様、乞うご期待!

近頃はあまり目にしませんが、この2、3日の様に寒い時期には、下火を入れる前に炉の中を暖める為に火を入れていました。その火を上げてから湿し灰を撒き敷香をして、下火を入れます。お部屋がエアコンで暖かくなりますから、もうその様にする必要が無くなったという事ですね。ですが、そういう習慣が無くなってしまうという事でもあります。そういう習慣が有った!という事を知っておくのも良い事だと思います。

私共が裏千家学園に通っていた頃、茶道会館の茶室は暖房が無く(修行ですから当たり前ですね)障子一枚で外でした。冬は寒かったです。今は考えられないほどとっても細かった私に、祖母が着物の下に着る少し薄い綿入れ袖無し半纏を縫って送ってくれました。今そんな物を着物の下に着ていたらコロコロまんまるになってしまいますが、細かった若い頃、そんなに目立たなかったんですね。
休み時間に炉の火を直すのが待ち遠しかったです、みんなで炉の側に集まって暖をとっていました。休み時間の間に炭酔いしないように空気を入れ替えよう!という人と、寒いから開けないで!と言う人がいて、勿論私は開けないで!と言っていました。卒業してから随分経って修行仲間に「炭酔いしない様に障子を開けると、香代さんが、寒いから開けないでよぉ〜!って怒ってたよね」と言われてしまいました。だって、寒いんだもん!その頃は寒くて大変!と思っていましたが、楽しい懐かしいちょっとほろ苦い思い出です。

もう少しの我慢ですね、梅も咲き始めて、蕗の薹も出始めて、まだまだ先ですが春を楽しみに希望を持って待てる気がします。

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