ここ2、3日コートのお世話になっていません、暖かいですね。
金曜日に6号のクリスマス会に行って来ました。年長さん、みんなとっても頑張っていて、子供の成長は早いものだと感じました。
園長先生が、今日はみんなで頑張って頑張って素敵なクリスマス会になりました。いっぱい褒めてあげてください。ですが、今この時みんなで楽しくお祝いしたいのにできない子供たちもいます、ウクライナやガザ地区、安定しない地域、貧困等で困っている子供達です。こうやってクリスマスを祝う事や楽しい事が経験できる子供達に、何かの折にそういう子供たちがいるんだ!という話しをしてください。というお話しをしてくださいました。
戦争やお金で困っていなくても、家庭の中で他人には言えない暴力や言葉の暴力、何かの原因で辛い思いをし、楽しいふりをしている子供達もいるでしょう。自分の事だけではなくて、人の心も大事にしてくれる子供達、大人達が増えていってくれると良いなぁ!と思いながら園長先生のお話しを聞いていました。それにはまず自分の認識も、もう一度見直す事が必要だと痛感させられました。園長先生の良いお話しを伺って自分を見つめ直す機会をいただいた、感謝の日でした。
お稽古の床の間に西王母と錦木を花入に入れていました。西王母は品の良いピンクでふっくらとした蕾で、西王母もかくの如きと思えるような優雅な可愛い椿です。
お弟子さんが、この椿は何ですか?と主人に。。。
主人が「東方朔(とうぼうさく)がね。。。」東方朔がね!の後が声が小さくて聞こえない(笑)お弟子さんは???「結局何なんですかねぇ?」と私の方を。。。。
西王母って言いたかったんじゃないかな!と私、妹分が小さな声で「もっと普通に答えられないもんかしらねぇ」宗誠先生に物申せる学園時代からの同期でもう50年弱の付き合いの妹分(笑)確かに、妹分の言うように、西王母ですよ!と教えてくれれば分かりやすいのですが(笑)
東方朔の話しを知らなければ西王母の名前は出てこないのです。
東方朔は紀元前、前漢武帝時代の政治家、奇怪な行動をしていてついに仙人になったという人で、後に李白が「世人不識東方朔、大隠金門是謫仙」と称えている。詩の意味がよく分からないのですが、世人は東方朔の才能も私の才能も分かっていない、才能があるから大隠棲して金門(漢の時代の未央宮の門金馬門の事?)にいて非凡な才能をもって仙人になってる(謫仙、たくせん、は天上界から人間世界に追放された仙人、非凡な才能を持った人、李白の事をいう事が多い。らしいです。)という事は、仙人になったと云われる東方朔の才能と自分の才能を称えてるの?そんな解釈は合ってます?どちらにしても東方朔の才能は称えているということですよね?
仙人の東方朔は、西王母が植えた三千年に一度しか実を結ばない桃(食べると不老不死の効果がある)を盗んで食べ、八百歳?も生きたんだそうです。
東方朔を画題とした絵は不老長寿でおめでたい(盗んだ桃なのに?アダムとイブは神様の禁断の果実を盗んで食べて人間界に追放されたのに?と思う私(笑))
能にも東方朔の能が有り、青い鳥(西王母の使い鳥)が飛び回る武帝の御殿に東方朔がやって来て「青い鳥が飛ぶのは西王母が桃を捧げに来る瑞相ですよ、今度西王母を連れてくるからねぇ〜」と帰っていき、次は九千歳になった東方朔が西王母を連れて(西王母は仙桃を盗まれたのに許しちゃったの?寛大だなぁ、偉いなぁ、見習おう)皇帝を訪れ、皇帝に桃を献上する。というようなあらすじみたいです。
そういうお話から、主人は、東方朔がね。。。。。。になったんでしょう。確かに分かりにくい(笑)