暑くなって来ています。寒暖差で身体がついていけないのですが皆様は如何でいらっしゃいますか?
先日拠所無い用事で滋賀に行ってまいりました。用事を済ませた後、学校の都合でどうしても帰らなければならない孫2号を車に乗せて帰る為に半日程時間があり、その間にお茶に関する場所を巡ってまいりました。
最初に行ったのは、日本で最初のお茶の記録が登場する歴史書「日本後紀」で、嵯峨天皇が平安時代815年に近江国韓崎に御幸し、梵釈寺に立ち寄り梵釈寺の僧侶「永忠」が嵯峨天皇にお茶を勧めています。残念ですがどういった飲み方でお茶が飲まれていたのかは記録が無いようで、その梵釈寺は衰退してしまいましたが、元の梵釈寺にお祀りしてあったとされる阿弥陀如来像(宝冠阿弥陀如来像、重文)が東近江で見つかり、同じ名前の梵釈寺を再興されたようです。嵯峨天皇が御幸なさった場所では無いかもしれないのですが、まぁまぁこの辺だったのではないかしら?主人と「こんな田舎に何をしにいらっしゃったのかしらねぇ?(その頃は立派な寺院があったのでしょう)」と言いながらも空気感を感じて満足して帰ってまいりました。
その次には、日本最古の坂本の茶園「日吉茶園」を見学に、天台宗祖の最澄(伝教大師)が805年唐から持ち帰った茶の種を蒔いたとされています。18世紀の絵図「山門三塔坂本惣絵図」には今と同じ場所に「御茶園」と書かれているとの事、日吉大社は最澄が比叡山を開かれた後は天台宗の護法神(仏法と信者を護る神)とされているようです。「日吉茶園」は比叡山坂本駅の前にありますが、車を停めるところが無く、主人が「写真を撮ってくるだけだからちょっと待ってて」と言うので駅の前が少し空いていたので車を停めて待っていたらバスが。。。。。。動かさないといけないな!と思っていると「そこはバス停です、どいてください」とマイクで。。。。それも大きな声!見えないだろうけど、「すみません」と頭を下げながら主人を置き去りにして急いで車を移動させました。恥ずかしい!
昼食は「日吉そば」を、美味しかった。
その後、誠之庵に「坂本来迎寺常什」と鋳込んだ釜があり、私は以前お参りしたのですが主人はまだだったので、是非来迎寺にお参りに行こう!と行ってきました。聖衆来迎寺には森蘭丸の父「森可成(もり よしなり)」のお墓があり、お参りしてまいりました。
近江八幡に戻り、八幡の名前の由来となった「日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)」明治33年に観世流の能楽「日牟禮詣(ひむれもうで)」が初演された能舞台を見てきました。
充実した半日でした。次の日には孫2号を車に乗せ帰ってきました。
やはり京都の近くには茶道に関係のある場所が沢山ありますね。
宗香