お知らせ・コラム

東京国立博物館応挙館茶会

3月26日(土)に開催する予定の茶会会場、東京国立博物館応挙館の下見に先日行ってまいりました。

調べると2003年なのでもうほぼ20年前、東京国立博物館で建長寺750年記念の展覧会が有りました。その時に1週間ほど応挙館で茶会をした事があるので、大体中は分かっているつもりでしたが、思い違いもあり行って良かったですね。

ただ、2003年は本物の円山応挙の墨画(応挙が眼病治った際に揮毫(きごう)した画だと言われているようです。)でした、今は作品保護の為複製画になっていましたが、部屋の中の雰囲気も墨画も素晴らしい物でした。

茶道の話で応挙館といえば、絵巻物のままではあまりに高額で誰も買えなかった「佐竹本三十六歌仙絵」を、益田鈍翁(どんのう)や古美術商が、東京御殿山の益田邸に有った応挙館で分割したという話です。

子供の頃、百人一首で坊主めくり(お姫様が出ると札をもらえます、坊主が出ると折角貯めていた札を全部出さなくてはいけなくてガッカリでした)をしていた時と同様に、お姫様は人気が有り、坊主は(今の様に和尚様方と親しくさせていただいているとこれはどうなのよ!と思いますが‥‥)人気が無くて、くじ引きで決まったにも関わらず、坊主が当たってムッとする方もいらして、気を利かせた下の方が代えっこしましょう!とご機嫌をとったとか?(笑)

その頃の新聞には其々の値段も出ていた様ですね。

そんな茶道とも縁の深いお部屋で開催できるお茶会はとっても楽しみです。丁度桜の時期で、お庭の桜が見事ですよ!とご説明いただきました。それも楽しみです、どうぞ桜の時期がずれません様に‥‥

ただ、このコロナ禍ですので人数制限がある事が残念です。

佐賀美術ツアーから帰った2日後ですので、続いてしまいますが楽しみが沢山です。

オミクロン感染者が下がってくれます様に‥‥

 

 

 

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