お知らせ・コラム

未開敷蓮華(みかいふれんげ)

今朝いつも行く植物園にメダカを買いに行きました。蓮を植えてボウフラ対策にメダカを入れ、蓮は枯れてしまってもメダカは生きているので又蓮を植えて、あまり蓮が枯れるので河骨(こうほね)を植えたら今度はメダカが居なくなり、河骨が元気なのでメダカを入れ!なんだか変なループに入り込んでいます💦

朝どれのお野菜も売っていて、トウモロコシを買って来て昼食に食べています。甘くて美味しい❣️幸せです。

子供の頃、祖母がトウモロコシの皮と絹糸(けんし、雌しべなんだそうです。髭の方が分かりますよね)でお人形さんを作ってくれていました。どうやって作っていたのでしょう?習っておけば良かったなぁ!祖母や母から習っておけば良かった!と思う事は多いですね。

この時期、いろんなお寺や神社から、蓮の花の写真が‥‥パッと咲いた花も綺麗ですが、蕾も綺麗!です。

蓮は連、連なると音が一緒なのでおめでたいのです。日本では不祝儀の時に使われる事が多いので、あまりいい印象を抱いていらっしゃらない方がいらっしゃるのは残念です。綺麗ではないお水の所にも堂々と咲く蓮の花、私の大好きなお花です。

お稽古の時に、もう少し手を伸ばしてみて!そうすると綺麗な形になると思うんだけど!仏像って、ついついお顔を見てしまうけど、御手の形やお姿は参考に(仏様のお姿を参考にするなんて良いのかしら?)なるよね!という話をしながら、菩薩様である観音様が持たれている蓮の花は未開敷蓮華(みかいふれんげ)とも未敷蓮華(みぶれんげ)とも云われるそうですよ!という話もしました。

開きかけた蓮は、観音様は如来(完全な悟りを得られた仏様)になる事が約束されているにもかかわらず、衆生救済の為に菩薩として働いていらっしゃる姿を表している!と多くの寺院で説明してくださっています。

修行を経て悟りを得た状態を咲いた蓮の花で表現したのが「開敷蓮華(かいふれんげ)」というのだそうです。

蓮の花が多くの寺院に綺麗に咲いているのには、訳があるのですね。

ある寺院では、蓮の花の写真と一緒に、慌てなくていい、焦らなくていい、いつか咲くから!と書いてくださっていました。心が軽くなります   

 

 

 

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