お知らせ・コラム

朝茶事

台風6号が沖縄県付近をウロウロしていて、これから九州、山口、四国に接近するようです。沖縄県では被害が多く出ているようで心配です。お見舞い申し上げます。沖縄県の方も、これから接近するであろう九州、山口、四国の方もどうぞお気をつけください。

先月から何回かの朝茶事が終わりました。お客様には存分に涼しさを感じていただけるような趣向にいたしました。待合には蓮と鷺の絵、氷柱を立て、汲み出しには今年の梅で作った冷たい梅ジュースを、腰掛待合は露地に存分に水を撒き少しでも涼しく感じていただけるようにいたしました。
朝茶事は挨拶の後、炭をいたします。後座は続き薄茶と決まっていますので後炭は有りませんので、初炭で風炉中拝見をしていただきます。炭手前をして、懐石が有りますから炭は消えない程度にきっちりとくっつけて置いておかないと、とぼってしまって火がなくなってしまいますし、詰めすぎると今度は火が消えてしまいます。火が消えてしまいますと後座の濃茶のお湯が沸きません、消えた場合は仕方ないので中立の間に火を入れ、釜のお湯を熱い湯に替えないといけません。丁度よく炭を入れるのは、亭主の腕の見せ所ですね。 
懐石は生物が使えません。今の時代冷蔵庫が有りますから前の日の生物も平気ですが、冷蔵庫が無かった時代は前日に用意した生物はちょっと!ですね。そういう理由で朝茶事には生物を使いません。
ですので、向付は湯葉、1回目の飯器(ご飯としては1回目は一文字ですので、2回目のご飯になります)は夏ですので籠の飯器に梶の葉を敷いて枝豆ご飯、汁は南瓜。
煮物椀は鱧(この時期やっぱり鱧でしょう)の葛叩きに糸瓜、胡瓜、茗荷を天盛りにして梅肉を添えました。
預け鉢は、賀茂茄子に田楽味噌
強肴は、生姜、茗荷、胡瓜、糸瓜、蟹の酢の物。もう一品、冬瓜の冷やし餡に生姜をたっぷりと盛って。
小吸物は、ようやくなり始めた誠之庵の日除け対策用ゴーヤを薄く切って。
八寸は、鮎の一夜干し(気温が暑いので外は心配で、夜の間は冷房を効かせた部屋の中に干して、朝2時間ほど外で干しました)、この時期にしか取れない山科唐辛子
香の物は五種、沢庵、野沢菜、奈良漬、人参と胡瓜はうちの糠に漬けた糠漬け
夏らしい献立になりました。
後座は、平たい水指を使って、続き薄茶なので葉蓋は出来ませんが、薄茶には平茶碗をふんだんに使いました。
中国陶磁や朝鮮半島の物にも平たい茶碗は多いのです。夏らしくて良いですね。

青磁といえば、今月号の「なごみ」に川瀬忍先生が寄稿なさっています。忍先生らしい、青磁へのリスペクトが溢れている御原稿になっています。是非ご覧ください。

私の咳はようやく収まりつつあります。まだサチュレーションが上がりきれないので、少しハァハァしますが日柄ものでしょう!これだけ咳をすればくびれでもできるんじゃないかと思ったけど、できなかったのよね〜!とお稽古の時に言っていたら、お弟子さんが「咳をする時に腰をひねったら良かったんじゃ無いですか〜」と、確かにー!でもそれどころじゃ無かったのよ、苦しくて!と笑いました。一つ得したなぁ!と思う事が、お薬の副作用?で微妙に手が震えるんです、なので灰形が作れません!と大きな顔ができます(笑)お薬が終わって、手の震えも少し収まってるのでもうその言い訳も終わりかなぁ!残念!

一覧に戻る

pegetop