夏至も過ぎました。昨日、姉の孫3号に買ってもらった(うちでお手伝いをするとアルバイト代が入るのですが、使い道のない3号、姉や弟にお菓子をたかられます(笑))花火を持って来た6号、明るいうちから「花火しよう」「花火は暗くならないとできません」「まだ明るい?」「外を見てみなさい!まだ明るいでしょ!真っ暗にならないとできないの」何度その問答を繰り返したでしょう。何度目かに「今は一年のうちで、お日様が1番頑張っている時なのよ!だからなかなか暗くならないの!我慢しなさい」と叱られましたが、7時ごろようやく暗くなり、無事に花火ができました。
2日にわたって朝茶事をいたしました。
趣向を書こうかな?と思ったのですが、1ヶ月後にも開催するのでまだ書かないで!と言われています。又1ヶ月後一緒に書きます。
本当は朝早く暑くならないうちに終えてしまいましょう!という茶事なのですが、講習はそういう訳にもいかずやっぱり少し暑かったですね。
懐石は生ものは使いません、焼物も出しません、香の物は5種出します。夏ですから味噌汁は赤味噌の合わせ味噌、冬のトロ〜っとした味噌汁とは違ってスッキリ、サッパリ、このお味噌汁も美味しいです。
献立も1ヶ月後に!乞うご期待!
お菓子は落とし文を亀屋萬年堂さんに作っていただきました。
落とし文のお菓子の上に白いちっちゃい丸いものが乗っていますよね。これは虫の卵です(笑)初めて聞いた時、え〜!聞かなきゃよかったかな!と思ったものです。
皆様に見ていただくように廊下の棚に本物の綺麗に巻いた落とし文を置いています。小さな虫が巻いたとは思えない程とっても綺麗に几帳面に巻いてあります。昔、手紙を渡したい人に直接渡せない場合(それって恋文とか?秘密にしたい想い人とか?)手紙をその人の近くに落としておく「落とし文」に似ているからついた名前とか‥‥初夏の季語ですね。「ホトトギス 初夏のたよりの 落とし文」の俳句もあります。
「ホトトギスの落とし文」とか「落とし文の揺籃(ようらん、ゆりかご)」とも言われるそうです。
オトシブミという虫はオトシブミ科で、日本には20種以上の種類がいて、みんな葉を巻いて中に卵(一つの葉に一個みたいです)を産んで丁寧に包み揺籃を作って、地面に落としたり、木の上に置いていたりするようです。卵は揺籃の葉を食べて大きくなるそうです。「森と水の郷あきた」のホームページで、1時間弱かかる揺籃作りを動画にしてくださっています。見ているとなんて几帳面、本能での行動とはいえこうも丁寧に!と、感動しますよ!虫の頑張りにかんぱ〜い!です。
朝茶事の趣向等書けないので、オトシブミをちょっと丁寧に書いてみました。