お知らせ・コラム

いつもは年末に本屋さんに行って、分厚い暦と年末年始のテレビ番組雑誌(笑)を買ってくるのですが、今年は晴明神社の暦を送って頂く事に!お願いして送って頂きました。

薄くて丁度良い!きちんと読んでみよう!と思わせてくださる暦でした。

今まで面倒くさくて読み飛ばしていた部分を、じっくりと見る事ができました。

天文陰陽博士として平安時代に活躍なさっていた安倍晴明、明治時代初めまで有った陰陽寮を統括なさっていた安倍氏土御門家の祖とも云われているそうです。

最初のページでいきなり、これ何?どうしてこれが重要なの?と思う事が‥‥

納音?なんて読むの?納音(なっちん)って読むらしい!それ何?

納音(なっちん)とは、六十干支陰陽五行説や中国古代の音韻理論を応用して、木・火・土・金・水の五行に分類し、さらに形容詞を付けて30に分類したもの。生れ年の納音によってその人の運命を判断する。と書いてあります。

荻原井泉水種田山頭火などはこの納音から俳号をつけたんだそうです。

因みに私は乙未で、九紫、納音は沙中金(さちゅうきん)、生まれ持った性格はどんな性格なのでしょう?長年生きて来ているから、良い方や悪い方に傾いてないかしら?良い方に傾いていけてたら良いんだけどなぁ!

八専(はっせん)十干と干支の五行が合う日(木木、火火、土土、金金、水水)で一年のうちで6回有って、雨が多く、農家には厄日、法事、婚礼、造作、売買には厄日なんだそうです!へ〜〜!

十干(じっかん)

甲(こう、きのえ)乙(おつ、きのと)丙(へい、ひのえ)丁(てい、ひのと)戊(ぼ、つちのえ)己(き、つちのと)庚(こう、かのえ)辛(しん、かのと)壬(じん、みずのえ)癸(き、みずのと)

木火土金水の其々に兄(え)と弟(と)を付けていくので難しくはないですが、未だに指を折って数えないと分からないのはどうしてでしょう?情け無い!

甲子(これはちょっと恥ずかしいのでここでは書けない💦どうぞ皆様ご自分でお調べを!)、庚申(この日は夜、人の体内の三尸(さんし)の虫が体内を抜け出して天帝にその人の罪を告げるので、私なんか寝られないのです(笑)中国や韓国の時代劇を見ていると時々この日が出てきます)、己巳(相性(そうしょう、陽の関係)の日)の日も書いてあります。

同じ大安でもやってはいけない事が違っていたり、仏滅でもやって良い事が有ったり、見ていると面白いです。

私達の結婚式は仏滅でした。両親は「仏滅だけどどうなの?」と心配していましたが、式を上げてくださる和尚様が「仏滅が悪いわけじゃない、これから良くなるという事だし」の一言で結婚式の日が決まりました。仏滅でも、結婚式が駄目な日では無かったのかもしれませんね。まぁ、今までどうにか一緒にいますしね(笑)

娘達の名前を長女直江(小澤、小さな沢が大きな江になって真っ直ぐに流れるように)次女万里江(大きな真っ直ぐに流れている江が、万里流れるように)と付けて下さった和尚様、「ちゃんとこれからの人生が幸せなように、名前を見てくださる方に見てもらってあるからな!」と仰って下さいました。こういう陰陽を考えて、見て頂いて下さったのですね。

有難いです。娘達もお陰様でいろんな苦難も有りますが、皆様のお力もお借りしながら、幸せに暮しています。

来年こそ、暦を近くに置いて読むようにしようかな!

 

 

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