初心者のための『茶花の入れ方』(淡交社)小澤宗誠著
茶花は、特に活け方に決まりはなく、亭主の感覚で活ければそれでいいものだと思います。ですからこのような本は必要ないのでしょうが、実際に床前で花を活けてみようとすると、さあ、どのように活けたらいいの?という方の為に、あくまでもお茶の先生がそのお弟子さんに指導するという形で、茶花の活け方を紹介するという本です。ビフォー、アフターで説明しています。
初心者のための茶花の入れ方 | 淡交社 京都の茶道美術図書出版社
出版社紹介コメント
茶道を学びはじめた人にとって、花を入れるという行為はハードルが高いもの。花月や茶会の準備など、いざというときになって慌てた経験がある人も多いのでは? 本書では、「廻り花之式」の炉・風炉、「花寄之式」の炉・風炉の四パターンを通して、花の入れ方を紹介。あわせて、茶花の切り方や保存方法、花入と薄板の真行草の約束事、掛物との取り合わせまで、やさしく伝授します。「葉の数はどれくらい減らしてもいいの?」「茶花の組み合わせが、バランス悪く見えるけど……」「枝ものの使い方がわからない」──茶花の入れ方に正解はありません。ですが、コツを掴めば、きっと「さまになる」姿に一歩近づけるはず。