感染者が増え第三波真っ只中ですが、十分な対策をしてお稽古をしています。
外で付けていたマスクを玄関で新しい物に替えていただく、等これでもか!という対策をしながらのお稽古です。
換気をする為に寒いですが戸を開けています。尚且つサーキュレーターと扇風機が7台、空気清浄加湿機が2台回っています。なので暖房を入れていても結構寒いのです💦11月の初めから玄関には火鉢を置いて火を起こしていましたが、この2週間前位からお稽古の方が身支度をする寄り付きと、各部屋に火鉢や手あぶりを置いて火を起こしています。炉の炭と火鉢の炭、お釜の湯気があるだけでお部屋の空気がほんわかと暖かくなるのです。玄関など火鉢が有るのと無いのとでは全く暖かさが違います。今の時代、火鉢の火の暖かさを知っている人はなかなかいらっしゃらないでしょうが、そういう暖かさを体現できる私達は幸せです。
昔暖房器具がない時代にはこうして寒さを忍んでいたのでしょう!裏千家学園時代、茶道会館の茶室には暖房が入っていませんでした、寮のお部屋も暖房器具は使用禁止で炬燵のみでした、底冷えのする京都、寒かったです。祖母が縫ってくれた薄い綿入れを着物の下に着ていました。
昔からそうやって工夫しながら寒さも暑さも乗り越えてきた人類ですからきっと乗り越えていけると信じましょう!