お知らせ・コラム

幼馴染旅行

いろんなお花が咲いています。床の間には芍薬、ウケザキオオヤマレンゲを。。

芍薬は、前回の藤村シシン先生のラジオ講座にも出てきました、英語ではピオニー、ギリシャ神話に出てくる医術の神パイオンが芍薬の根でハデスの傷を治したところから来ていて、医術の神アポロンやアスクレピオス(絶対に覚えられない笑)の美称パイアーンからの由来の言葉だとか。。。薬草で婦人科系の疾患に良く、女性ホルモンの分泌を調えるそうですよ。美人の形容で立てば芍薬!って言いますものね。今平塚でとても綺麗に咲いている薔薇(平塚は薔薇の産地なんです)も紀元前から薬用、香料にしているそうです、薔薇も薬草なんですね。綺麗な草も薬草になるなんて。。。。。

ウケザキオオヤマレンゲはオオバオオヤマレンゲとホオノキの雑種で、花が上向きに咲き(オオヤマレンゲは花がお辞儀をしているように咲きますね)葉っぱも大きく見応えがあります。でも、気を付けて植えないと大きな木になります、うちの小さな花畑には大き過ぎますが切るわけにもいかず。。。存在感を放っています。

クレマチスではない日本のテッセンも咲いています、梅の実も大きくなってきました。楽しい季節です。

いつもの幼馴染旅行に行ってきました、娘たちが姫旅行!と呼んでる旅行ですが、昔の姫達は荒波に揉まれちゃんと現実を見られる大人になっていて、ゴールデンウィークのホテル代の高さに愕然として、ゴールデンウィークを外して楽しんできました。

私が住吉神社に行きたくて今年は大阪にしたのに、私の足が治っていないので沢山歩く所は無理!と2人を道連れにホテルライフを楽しみ、ホテル選びの天才の幼馴染が見つけてくれた、ゴールデンウィークにはビジネスホテルにも泊まれない破格の金額のホテル(ラウンジが有ってそこで軽食や飲み物、アルコールも無料でした、朝食と昼食なんてそこで充分でした)でゆっくり、夕食はホテルの方に近くのお好み焼き屋さんを教えて頂き、大阪らしく粉物を堪能しました。

何処にも行かないのもねぇ〜!という事で、近くの大阪天満宮に行ってきました、タクシーの運転手さんの「えっ?観光で大阪天満宮に行くの?」の言葉にちょっと心配しながらでしたが、大きくないけれど見所のある天満宮でした。

奈良時代に孝徳天皇が難波長柄豊崎宮をお造りになられた頃、都の西北を守る神として大将軍社をお祀りされ、道真公が太宰府に向かう途中この大将軍社にお参りになり、旅の無事を御祈願なされ、太宰府で亡くなられた50年後、この大将軍社の前に一夜にして7本の松が生え、夜毎に梢を光らせ、これにより村上天皇がここにお社をお建てになられた天満宮で、大将軍社も祀られています。大将軍社といえば、3月に韓国に行きました折り、博物館の前に大将軍標が有りました、玄関や村の入り口に魔除けとして建てられてる!と聞いた後でしたので、奈良時代にはもう日本でも大将軍社が有ったのね!と感心しました

表門の上には干支の方角盤、無念にも太宰府に左遷された道真公が読んだとされる「鳴けばこそ 別れをいそげ 鶏の音の 聞こえぬ里の 暁もがな」の歌が有りその無念の想いを受けて、方角盤の酉の所には鶏ではなく鳳凰が描かれているのだそうです。

本殿の門には「登竜門」、天満天神の水も有り、牛さんも居ましたよ。

天照大御神、豊受皇大神を祀る神明社、蛭児大神を祀る蛭子遷殿、稲荷大神を祀る白米社(しらよねしゃ、お米が高いのでつい、え〜はくまい?お参りしなきゃ!と思いましたが、はくまいとは関係ありませんでした(笑))、住吉三神を祀る住吉社、素戔嗚命祀る八坂社、弁財天、亀吉大明神、鶴姫大明神、大己貴大神を祀る妻社、吉備真備(きびのまきび)を祀る吉備社、応神天皇の八幡社、天御中主神の霊符社、たくさん過ぎて全部書けないけれど十二社、住吉三神神功皇后の老松神社、もっとあった気がするのですが。。。。。た〜くさんの神様がいらっしゃる神社でした。ありがたかった!

新幹線の改札を通り、杖をつきながらなので沢山は持てず、最小限の551の豚饅をお土産に買って(それでも重かった〜)帰ってきました。

一年のあれやこれやをいっぱい喋って、93歳になる幼馴染のお母様とも電話でお話しできました。中学高校と、どちらが家だか分からない程お互いの家を行き来していて、どちらの母親にも娘と同じ様に褒められたり怒られたりしていましたので、お元気で安心しました。中学生になるのに粉薬はオブラートに包まないと飲めなかった私の口を無理矢理開けさせて、サーっと薬を口に入れて飲めるようにしてくれたのも、お父様に豚足を初めて食べさせられたのも彼女のお家でした(笑)

「元気な声で嬉しい〜」「元気にしとるん?」「元気にしとうけど、膝が痛くて大変なんよ、もう七十やけね」「仕事で膝を使うけねぇ!大事にせんと!でも、私は93よ、まだまだ70、頑張らんといけんよ」「そうね〜!私も頑張るけ、おばちゃんも元気にしとってね」一年間話さないガチな北九州弁で会話できて、それも嬉しかったなぁ!

私は標準語を話しているつもりですが、時々おかしいようです(笑)先日は主人に「お米をかしとかないといけないから」と言うと「何言ってるのか分からないよ」と。。。。危ない机を見て「それにすがると危ないから気をつけてね」「その言葉も分からないよ」と。。。。。妹分は山口なので分かり合えるのですが。。。2人にしか通じてない事もあります(笑)皆さん、分からないですか?

宗香

 

 

 

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