そろそろホトトギスや磯菊、浜ギク等の茶花の葉が大きくなってきて、蕗を取るのが大変になってくるからこれで取れなくなるかなぁ!と主人が食べられそうな蕗を収穫してきてくれました。下拵えをして煮て食べました。美味しかった〜!
美の壺で小笠原伯爵邸が出ていました。
家族から寝言を言ってるみたいなものだから、あんまり人には言わない方が良い!と言われながらも、「今迄教えて頂いた茶道の事を分かりやすく皆様に伝えていける様な本を出したい!」との主人の分不相応な願いがひょんなお出会いから運良く叶い、初めて本を出版出来た時に、社中や友人が出版祝いをしよう!と動いてくださいました。
有難いことに本当に沢山の方々が集まってくださって、こんなに沢山の方々に祝っていただけるのは、人生で結婚式とこのパーティー位じゃないか?と思うほどでした。この本の写真を撮ってくださって、良き友人になってくださった写真家の越田悟全さんが「親のこういう姿を娘に見せられるなんて、滅多にできることじゃないよ。良かったね!」と仰ってくださった様に、私や娘達も晴れがましい気持ちを味わわせてもらいました。
このパーティーの会場が小笠原伯爵邸でした。社中や友人が場所を探し、料理長と話し合いを重ねて料理を選び、考えぬいて決めてくれた場所でした。
その時は知らなかったのですが、今回の美の壺でかつては小倉藩下屋敷で、藩主の伯爵小笠原長幹の邸宅として建てられたのだと知りました。
実家は八幡なのですが、小倉は少女時代、学校の関係で八幡よりは小倉で過ごす事が多いくらい楽しく過ごした町です。
こんなご縁が有ったのだ!と、縁とは不思議なものだなぁ!と思いながら、皆様と楽しくお酒を酌み交わした場所を「そうそうここでピンチョスを食べたね!」なんて主人と言いながら懐かしくテレビを見ました。
コロナが終息したら、娘達夫婦や孫達ともう一度訪れてみたい場所です。