お知らせ・コラム

寳所在近?

先日の御家元のお初釜で扇子を頂戴致しました。

多分、こう書いてあるのではないかと‥‥違うようでしたらお教えくださいませ。鎌倉の浄智寺の惣門(外門とも!高麗門とも)に無学祖元が書かれたと言われる扁額がかかっていて、そこに寳所在近と書いてあるようです。最盛期には七堂伽藍を備え塔頭もあり大きなお寺だったようです。開山に兀庵普寧(ごったんふねい)の名前があり中国僧だという事で、どういう僧なのだろう?と知りたい病が😅径山万寿寺の無準師範の弟子で建長寺の蘭渓道隆や円爾の招きによって来日し、建長寺二世になられ、5年程で中国にお帰りになられた方なのだそうです。

杭州の径山万寿寺にお詣りに行ける!と楽しみにしていた前の晩に高熱を出しダウン!無準師範や虚堂智愚、南浦紹明、茶道に大事な方々がいらっしゃったお寺にどうしても行きたくて、熱でフラフラしながら皆様私に近づかないで😰と言いながらバスに乗り込み、虚堂智愚が「相送りて門に当たれば脩竹有り、君が為に葉葉清風を起こす」と書いていらした通りのさやさやと竹が揺れる様を見ながら竹の中を山へ山へ!此処で皆様修行をなさったのだ、此処から遥々日本に禅が広まったのだ!と感極まり、昔の方々がよくここまで来たね!と仰ってくださっているようにすっかり熱も下がり、竹の葉が清風を起こす場所に身を置き有難かった事を思い出します。そこで修行なさった兀庵普寧という僧も沢山の中国の僧も沢山の日本の僧も危険を冒してまでも海を渡り、文化を広めてくださった事に感謝ですね。

兀庵普寧は難解な公案を出されたのでゴタゴタの語源(ゴッタンゴッタン)になったと書き込みが有って、え〜〜〜〜😵それって信じて良い情報?と又々頭を抱えている私です💦本当かどうかどなたかご存知ですか〜〜?

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