お知らせ・コラム

家紋

事始めも過ぎましたがまだまだお正月の準備に入れずにいます。26日に仕事が終わってからバタバタ準備ですね。年賀状もそれからかなぁ?

先日のお稽古に、家紋の干菓子が出てきました。いろんな家紋があるので何だろう?と思っていたら、「鎌倉殿の13人」の家紋でした。

主人の実家は呉服屋でしたので、結婚してから色々な紋を目にしていました。紋帳も有りましたから、へ〜!こんな紋も有るのね!と楽しく見ていました。このお菓子の紋もよく知っている紋も有れば、これ何?という紋も有って、楽しかったですね。
北条の「三つ鱗」は有名です。
大江広元の「一文字三つ星」は毛利の紋と同じじゃない?どうしてかしら?と思って調べたら、毛利の本姓は大江、毛利季光は大江広元の四男だったんですね。
二階堂行政の家紋「三つ盛亀甲に花菱」は鎌倉幕府の文官なのでいかにも貴族らしい紋。
中原親能の紋は抱き茗荷に似てるけどちょっと違うなぁ?と思って調べたら「抱き花杏葉(だきはなぎょうよう)」という紋でした。九州の大名大友家もこの紋、大友能直が中原親能の猶子になったので大友家はこの紋を使う事になった!と書いたものがあって、へ〜そうなんだ!と納得!
珍しくてこれは何だ?と思ったのが、三善康信の「鉸具紋(かこもん)」鉸具は革帯の端に付けられた金具(バックル?)、鐙(あぶみ)の鎧革で吊り下げる所の事、との事で、先日の国宝展に出ていた鐙を食い入る様に見て、あぁ!これの事ね!と納得しました。確かにそう思ってこの紋を見ると、此処がバックルの場所ね!此処が革の端っこね!と分かる様になりました。紋も楽しいですね。

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