雨ですねぇ☂️春雨とか菜種梅雨とか言われるようですが、雨が降り花冷えです。もう必要ないかな?と思っていたダウンを着ています。
万葉集の「春雨は、いたくな降りそ、桜花、いまだ見なくに、散らまく惜しも 」 作者不明
のように散ってしまわないか心配です。いまだ見なくに、のように近くの花水川の桜をまだ見に行っていません。もう少し咲いていてくれると嬉しいのですが。
平安時代の王朝貴族は桜の時期、ここで咲いた!あちらでも咲いた!と聞くとあちこちお花見に行っていたようです。
源氏物語の六条院春の御殿、源氏との出会いから亡くなるまで、桜に喩えられた紫の上の春の御殿には春の花達、梅、桜、藤、山吹、岩躑躅が咲き乱れていたとのこと、桜もどんなに見事だったのだろう?と想像して楽しんでいます。紫の上が亡くなった二条院にも見事な桜が有って、二条院を譲られた匂宮が桜が咲くと紫の上を偲んでいたと書かれていたような?紫式部は桜のように華やかで、たおやかで、儚くて、散り際も潔い女性を描きたかったのでしょうか?
先日のお稽古の時に、お弟子さんが「WBCの番組で努力、努力という言葉を聞くと宗誠先生の努力を思い出します。」と涙が出るほど嬉しい言葉を聞かせてくれました。有名でもなく、日本代表になれるわけでもなく、只々必死にお茶に邁進しているだけの主人が、お弟子さんからこのように言ってもらえるなんて、主人は幸せ者です。裏千家学園に入ってきた頃の主人は、茶道が好きで好きでたまらない!というのでは無かったのでしょう、でもこれからやっていこう!としている事を好きな事としよう!と思ってやってきたんじゃないのかな?と思うのですが‥‥嬉しい嬉しいお弟子さんの言葉でした。
もう一つ、お茶とも努力とも関係ない言葉(笑)今年3年生の孫5号が「今日は泊まっていく」私「明日は東京でお仕事だから無理じゃない」ママ「おばあちゃまはまだ咳も出てるし、お仕事がたまってるから今日は帰ろう」5号「疲れてるの?じゃぁ僕が泊まっておばあちゃまを癒してあげる」本当に優しい嬉しい言葉ですが‥‥一緒にいると癒される事も事実ですが‥‥おばあちゃまの本音は、夜はゆっくり1人で寝たい、出掛ける朝は自分の支度だけでいっぱいいっぱいなのよねぇ!(笑)孫の優しい癒しの言葉でした(笑)