名残りの季節も残り少なくなってきました。そろそろ新茶を入れた茶壷が帰ってきて、口切の季節です。
柚子も色づき始めて炉を開く日も近づいてきました。
茶道のお正月と云われる炉開き、心が躍ります。この時期の茶事は華やかで、明るく、希望に満ちて、嬉しくなります。
今週から来週にかけて、四日間茶事を催します。献立も秋の終わりから冬の初めの食材を使っていこうと思っています。いらしてくださる皆様お楽しみに。
今年の秋は美味しい物も沢山食べました。大家族なので栗ご飯を作ろうと思うと一升位になる栗ご飯、剥く栗の数も半端ではなく毎年栗を剥くのが大変で一回しか食べられなかった栗ご飯も、とっても使い勝手の良い、よくぞこの名前を付けた(栗くり坊主)と楽しくなる栗剥き器を見つけたおかげで、栗を剥くのが簡単になって、 2回も食べられました。新米は勿論、お芋、野菜、果物、この時期は横に大きくなるのを覚悟して味わっています(笑)
仕事の為に滅多に行けない孫の運動会も、1人の運動会だけ行けました。楽しかった!四年生の一学期に突然「私は学校を変わりたいです、公立に行きます」と宣言して、両親に何故変わりたいのか!私が聞いても納得の理由をプレゼンし、四年の二学期から公立に変わった五年生の女子孫3号、一年たって生き生きと、楽しそうに応援団で行動している姿に安心しました。
日曜日には、鶴岡八幡宮に6号の七五三、7号のお宮参りに伺わせていただきました。6号は着物に袴をつけてもしっかりと歩いて(雪駄が脱げるのを毎回2号が履かせて、2号のエスコートでしたが、2号も中学生になりすっかりお兄さんになりました)くれました。7号はお祓いをしてくださっている間、太鼓の音にも動ぜずぐっすり眠っていました。みんな健やかに大きくなってくれて有り難いです。
幸せな秋でした。