金曜日に鶴岡八幡宮の雪洞祭りに行ってまいりました。いつもの様に沢山の方々の雪洞を楽しく拝見いたしました。主人の雪洞も灯りの入っていない時と、灯りが入って暖かい雰囲気になった雪洞と、どちらも見られて幸せでした。
雪洞祭りに行く前に、孫1号の「久し振りに珊瑚礁のカレーを食べたい」とのリクエストに応えて、本当に久しぶりに行ってまいりました。普通は本店に行くのですが(本店にしか私の大好きなソフトクリームがないのです(笑))1号はSNS映え?する海側のモアナマカイ珊瑚礁に行きたかった様ですが生憎お休みで、仕方なく本店でも良いよ!と、やった〜!ソフトクリームが食べられる!と私は大喜びしました。
注文したカレーを持って来てくださった時、お店の方が「これは、そちらの男性の方のです」と‥‥、どう見ても1号の方を見ていて、あぁ!又男の子に間違われてるな(笑)とみんなで苦笑!それがどうしても許せなかったらしいおじいちゃまが、みんなの制止も聞かずに店員さんを呼んで「あの子、女の子なんです」と(笑)平謝りの店員さんに私は「なかなかイケメンでしょ、よくイケメンに間違われるんですよね〜」と、必死のフォローをしました。男の子に間違われてもいつも笑って済ませる1号が一言「フラの衣装も似合わないし、やっぱり髪を伸ばすかなぁ」と(笑)短い髪、似合ってるから良いんじゃないの!と思いながら、大笑いしました。楽しいひとときでした。
茶箱月間が始まりました。
以前も書いた様に、お約束ごとを覚えると割と簡単です。方程式を覚えると数学が簡単なのと同じですよ!と伝えるのですが‥‥一つ一つ覚えていくとなかなか大変な作業です。何せ、卯の花、雪、月、花、和敬、色紙、と点前がありますし、拝見有りと拝見無しとでは、途中から全く別の点前になってしまうんですから、私の様に記憶力の乏しい人間には至難の業です。やっぱり、お約束を覚えないと茶箱はゴチャゴチャしてて覚えられなくて、嫌いになるところでした。整理してお約束を覚えてからは、お部屋の中でも、お外でも、好きな道具を使って楽しむ事ができる様になりました。
茶箱の中の組み方がきっちり出来るとそれだけで点前がスッキリしますね。建水を持ち出したら、取り敢えず蓋を開けて薄器を置く場所を清めましょう。蓋や掛合を閉める点前は、茶筅も茶巾も出してしまってから、蓋や掛合を閉めて箱を上げて、建水を上げましょう。蓋が閉まらない点前は、箱を上げて、建水を上げてから茶筅も茶巾も取りましょう。茶杓を清めたらそのまま鉄瓶の蓋を閉めますよ。茶碗にお湯を入れたら、茶巾を畳みましょう。片付けの時にも、茶筅を持って茶筅筒、茶巾を持って茶巾筒、等々、沢山点前をしたり、他の方の点前を見たりして、お約束を覚えていきましょう。社中の皆さんは、私のここがお約束ですよ〜!と言うのをしっかり覚えてください。そうしたら、茶箱が楽しくなります。
茶箱月間に全ての点前を自分でする事は無理ですから、折角全ての茶箱の点前をやっているのですから、他の方がやってらっしゃるのをしっかりと見て、覚えましょう。茶箱の点前其々も、茶箱付き花月も頑張りましょうね。
九月か十月かに、主人が少し原稿を書いたり、撮影をしたりした茶箱の本も出ます。茶箱の楽しさを感じて頂けたら!と思っています。
宗香