中国のドラマ第三弾？ドラマでは反乱軍が交趾に逃げ込んだ！という内容でした。交趾！私の知ってる交趾？知ってる知ってる！そこ！又々知ってる事が出て来た〜！

交趾は今のベトナム北部の事の様です。大昔は中国の領土だったり、ベトナムの領土だったりする土地なのですね。

交趾焼は福建省の平和県田杭窯で焼かれ、交趾支那（コーチンチャイナ）の港から輸出された物です。田杭窯には２回行っています。最初の時には本当に一面畑で農家の庭先を、お邪魔しま〜す！という感じで歩いて行きました。水牛がいたり、燃料にするのでしょうか？水牛のフンを干してあったり、のんびりとした田舎でした。窯跡には裏千家からの援助で発掘調査をした！と書いてありました。窯跡と言ってもただの畑でしたが‥‥

作物を作るのに邪魔な陶片が畑の端に転がっている状態でしたが、私達には本当に貴重な陶片でじっくりと拝見しました。素焼きの物も有れば、釉薬が少し残っている物、あぁ！此処で香合番付に載っているあの有名な香合が出来たんだ！と感激しました。

交趾はいっちん盛り（ケーキにチョコ等でおめでとう！って書いてあるみたいに土で模様を描いてあります）の中に三彩の様な色を挿していく物だそうで、確かにいっちん盛りしている陶片が転がっていました。

２回目に行った時には、交趾の窯跡を遺跡公園にする計画の様で、すっかり様変わりしておりました。昔の方が風情があって良かったなぁ！