お知らせ・コラム

亀蔵棗

1、2年前から(そういえば、コロナでなかなか会えなかったり、うちに来れなかったりし始めた頃からでしょうか)、おじいちゃまん家(孫達がおばあちゃまん家と言うと主人が、違うだろ!おじいちゃまん家だろ!と言うので(笑))で食事をしたり遊んだりして帰る時、孫2号が何度も何度も私にハイタッチを求めたり、車の方まで帰りかけているのに戻って来て「バイバイ、又ね!」と言ってきたり、それも切ない顔で帰っていきます。最初は気にも留めなかったのですが、なんかおかしいなぁ?と思っていましたが、コロナで高齢者が重症化しやすい!高齢者は気を付けてください!なんかのニュースが多くて、5年生にもなるとどういう事か理解できるので、それを見て、おばあちゃまはお婆ちゃんだから、死んじゃうんじゃないか?と思っているのかなぁ?と思い始めました(笑)切ない顔を見るたびに「私、死んじゃう?(笑)」と!(笑)ワクチンの2回目が済んだので、「ワクチンが2回済んだから、もう重症化しにくいよ!」と伝えましたが、コロナの弊害は子供の心も蝕んでいるなぁ!と悲しくなりました。

早く安心して暮らせる様になると良いなぁ!と思います。

亀蔵棗、七夕の時に星だから良いですねぇ!と言っていたのですが、きちんと説明できなくてお勉強しました。

重た〜〜い立派な表装の「裏千家歴代好物集」、よっぽどの事がないと出す勇気もないのですが、主人が読んでみたら!と言うので、勇気を出して引っ張り出しました。

圓能斎好、一閑張の黒中棗、九星を意匠化された赤と青の漆絵が描いてあります。

亀蔵と言う言葉は無いらしいのですが、帰蔵という占法があり、帰の字が亀になっているのは、禹(う)が洛水を通りかかった時、川の中から出てきた亀の甲羅に描かれた九星文から九星が出来た!ということから名付けられたのではないか?と考えられる!と書かれています。

夏王朝を創始した禹はこのコラムの中には結構出てきます。禹が神亀の甲羅の模様から魔法陣を思い付いたと書かれた書も有ります。

三易と云われる古代中国殷(いん)の卦を用いた占いの書、連山(れんざん)、歸藏(帰蔵、きぞう)、周易(しゅうえき)、ここから八卦や陰陽五行説等に繋がっていったようです。茶道でも八卦や陰陽五行は身近なものですよね。

十数図は亀蔵棗に描かれている図にそっくりです。そういう所から好まれているのかな?と思っていますが、まだまだよく分からないので、上っ面だけしか分からないにしても、もう少し勉強が必要です。

なかなかまとまらないかも知れませんが、又まとまりましたら報告を‥‥

 

 

 

 

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