お知らせ・コラム

下野?京鹿子?下野草?

昨日は芒種でした。この辺りも田植えが佳境に入っています。沢山のよいお米ができますように(祈)

1日の日曜日に孫と娘がお世話になっているAolani Hula Studioと、愛知のNani lokahi Hula Club、茨城のHalau Hula Na Pua Ohana、ジョイントホイケ(発表会)を見に行ってきました。私の大好きなカヒコ(古典フラ)も沢山踊って頂いて楽しみました。カヒコ、神やハワイ王族に捧げる!というものなのでフラの原点が感じられて敬虔な想いにさせてもらえます。それぞれの先生のハワイのクム(師匠?)が違い、クムの感じ方?で同じ曲でも振付が違っていて、そういう風に表現されるのね!と楽しくなります。

1号は部活で踊れませんでしたが、3号がすっかりお姉さんの素晴らしいフラを見せてくれて成長したなぁ!と嬉しくなりました。帰りは車でハワイアンを聴きながら帰ってきました。ケアリイ•レイシェルやIZ(イズラエル・カマカブィブオオレ、本名は覚えられない(笑))の歌も大好きですが、1番好きなのはエルブィス・プレスリーのハワイアンです、あの甘い声がハワイアンにピッタリです。

さて、本題です。

先日花入に下野(シモツケ)が入っていて、何気なく「下野と京鹿子(きょうがのこ)ってどちらがどっちか分からなくなるよね!」と呟いたら、主人が「全然違うよ、よく見たら!」と。。。。。その露骨にハッ?この人何言ってるの?みたいな顔するのやめてくれない(怒)と思うような顔で言われてしまいました。こうなると対抗意識に火がついてしまい調べてやるぞ!と思っています。

私だけかしら?とお弟子さん達を捕まえては「ねえねえ、下野と京鹿子って違いが分かる?」と聞いてまわっていますが、結構分からないです!という答えが多いんです、ほら!やっぱり分からない人がいっぱいいるじゃない!と心の中でブツブツ言っています(声に出して主人に言うと又何を言われるか分かりませんから)。

下野は木です、花は平らっぽく咲いています、葉は毛があって楕円形の互生、同じ属性のホザキシモツケは花が穂状の伸びて、葉は細長いんだそうです。

下野草は多年草、花は丸く咲く、葉は紅葉の葉みたいでギザギザが無い

京鹿子は下野草の仲間で多年草、園芸種のようです、花はふわふわとした花穂、葉はやや大きめの紅葉の葉みたいで葉の縁の鋸葉(ギザギザ)が目立つ

確かに!花も違いますが、葉っぱが全然違いますね。

ホザキナナカマドとニワナナカマド(チンシバイ、この花を見ると山藤宗山業躰先生を思い出します)、ショウマ、これも葉っぱを見ればよく分かるらしいです。

寄付の床の間には日本のテッセンを入れています、クレマチスではないこの鉄線を見て「トケイソウですか?」と仰る方が多いんです、トケイソウは花の中がグルグル時計みたいになってますよね、これは私にも違いが分かります(笑)

キンシバイと美央柳(ビヨウヤナギ)、山吹の違いが分からない!との声も。キンシバイとビヨウヤナギは同じオトギリソウ属ですから似ていますが花が違います。同じ黄色い花ですから分かりにくいですね。

山紫陽花と額紫陽花もう〜〜ん?と思います。ヤマアジアイは、ガクアジサイに比べると花が小さい、葉はうぶ毛が多く、薄手で光沢が無い。ガクアジサイの葉は、うぶ毛が少なく厚めで光沢があるそうです。

分かりにくい茶花はもっと有って、なかなか難しいですね。葉っぱをよく見ないといけないのでしょう!茶花の図鑑なんかに、似ている花を比べて、全体像、葉っぱの写真、花の写真が載っていると分かりやすいのになぁ!

私のように何が何だか分からない人のために何処かそういう図鑑を作りませんか?(笑)

宗香

 

 

 

 

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